中国経済の真実

著者 :
  • アートデイズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861191497

作品紹介・あらすじ

金融危機後の世界で経済が最も早く回復した中国。もはや中国という巨大市場抜きには日本経済も成り立たない。その中国の真の姿は分かりにくいが、「七つの不安」を抱えていると著者は指摘する。政変に弱く外部危機に強いといわれる中国経済の沈没は本当にないのか?-第一人者が最新取材をもとに書いた巨大市場の真実とその行方。

感想・レビュー・書評

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  • 金融危機後の世界で経済が最も早く回復した中国。もはや中国という巨大市場抜きには日本経済も成り立たない。その中国の真の姿は分かりにくいが、「七つの不安」を抱えていると著者は指摘する。政変に弱く外部危機に強いといわれる中国経済の沈没は本当にないのか?-第一人者が最新取材をもとに書いた巨大市場の真実とその行方。

  • 現在の世界における中国経済のポジションについてとてもよく理解できました。鄧小平が「先富論」を展開しましたが、この本を読むと、「先富」は成功したものの、後に続く人たちのために救い上げるという部分は大失敗のような気がします。
    資本主義、社会主義。どちらも完璧ではなくて、その折々において、互いの思想や手法を真似ている部分があります。中国は社会主義から資本主義の手法を取り入れいるわけですが、今後の舵取りがどうなるのか。注目されるところです。

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著者プロフィール

(しん さいひん) 多摩大学大学院フェロー。株式会社中国ビジネス研究所代表、中国ビジネスフォーラム代表。1944年、中国江蘇省海門市生まれ。81年、中国社会科学院大学院修士課程修了。三井物産戦略研究所中国経済センター長を経て、08年4月より多摩大学・同大学院教授。15年4月より現職。主な著書に『中国の越えがたい「9つの壁」』『大研究! 中国共産党』『今の中国がわかる本』『検証 中国爆食経済』『中国経済の真実』など。

「2018年 『中国新興企業の正体 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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