- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861192081
作品紹介・あらすじ
日本に来て初めて、古代からのブナの森に足を踏み入れた著者は、感動のあまり涙を流す。以来50年、彼は日本の自然を守るために戦い、理想の森「アファン」をつくり上げた。C・Wニコルから日本人への「心の贈り物」の物語。
感想・レビュー・書評
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ニコルさんの本を読む度に、在命中にアファンの森へ行ってみたかったと思い高まる。 自身の森の見方もまた変わって来た。
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長野の黒姫にあるアファンの森。ニコルさんが、日本の森のためにどれだけ情熱を注いで守り、育ててくれていたのかが分かる。人の手で壊された森は再生ができる、同じく人の手を使って。彼の活動に感謝の気持ちを持たずにはいられない。
私たちは目の前の利益を求めすぎている。投資も、森も、最初から利益を求めてはいけないのだ。
森での生活描写から、クマやウサギやフクロウなどが姿をあらわす。新の豊かさとは、こーゆー生活ではないだろうか。いつか訪れてみたい、アファンの森へ。
27章、ひとつ、一つが短くてとても読みやすかった。
2019.01.25 -
【みほ】日本人が忘れている自然に対する心を思い出させてくれる一冊です。自然がなぜ大切で、なぜ壊してはいけないのか。理論だけではなく、心で感じることができました。
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題名からすると外国の物語のようだが、実は長野の黒姫にある森の話である。
どのように外国人が日本の森を愛し、育て、財団法人にまでしたのか…著者の体験なので、一次情報としてとてもいい。
社会性をもって生きるとはどういうことかが理解出来た。今後の参考にきっとなるだろうという1冊だった。
短い章ごとのエッセイ形式もとても読みやすかった。