小説ARIA ~水の都と哀しき歌姫の物語~

  • マッグガーデン
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本棚登録 : 236
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861272417

作品紹介・あらすじ

西暦2301年、水に囲まれたネオ・ヴェネツィアで水先案内人として一人前を目指す灯里たちは、ある日訪れた古い劇場で幻の歌劇「水の妖精」を上演させようと資料を探す少年・アッシュに出会う。彼を手伝うことになった灯里たちは、同じく劇場で出会ったアデリーナと名乗る女性が「水の妖精」に関係していることを知るのだが-…。水の星を舞台に繰り広げられる、一遍の歌劇に秘められた出会いと別れ…。アッシュと灯里たちは、無事上演を果たすことが出来るのか。

感想・レビュー・書評

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  • ARIAらしい心温まる、ネオ・ヴェネツィアの奇跡が詰まった一冊でした。
    約2時間で読めるボリュームで、アニメの一話分を見たような内容でした。
    ARIAを知ってからヴェネツィアに行った自分としては、ヴェネツィアの景色がそのまま溶け込んだようなARIAの世界観は本当に好きなので、ARIAファンは読んでおきたい一冊です。

  • 私が個人的に大好きなコミックスで、古本屋さんでこの小説を初めて見かけたので購入してみました。

    ARIAのお話って全てが美しすぎる構造になっているのにも関わらず、綺麗ごと言ってるな…とか分かったようなことを…なんていう気持ちが湧かない素直に読める所が大好きです。

    この小説はコミックスを読んだ人ならわかる総集編+オリジナルストーリーが組み込まれていて、世界観も素敵でした。

    ただ、「灯里ってこんな事言うキャラだったかな?」とかたまぁに思ったけど小説ならではの心の声なのかなと解釈してます。

    久しぶりに綺麗な話を読めたなって感じで満足です。

    もう一種類の小説もいつか読んでみようと思います。

  • 絵の雰囲気を文章で出すことは可能かどうか。ノベライズを読むとそこが気になる。

  • アニメ→漫画、ときてARIA大好きな私。
    小説にやっと手を出してみましたが、なかなかこう…なじめませんでした。
    特にアンジェラのキャラがどうにもARIAの世界観にあってなくて(´Д`;)
    でもところどころ楽しめたので良しとします。

  • 原作マンガに馴染んでいる身としては、ちょっとしたところで、「このキャラはこの場面でこんな風に言うかな?」とか微妙なセリフが気になってしまって、なんとなく違和感。
    ARIAは基本的に、イヤな人は出てこない(出ても顔も名前もはっきりしないモブ)、まったり癒しのムードで安心して読める作品なので、そういう意味でゲストキャラのアンジェラが浮いてたし、「こいつヤな奴〜ッ!」て思わせられるキャラがいるのはストレス。

    脚本や楽譜がなんでそんなとこに在るのかとかも無理矢理感があったし、全体的にイマイチだったかな…。

    暁&灯里のふたりが好きな私としては、その辺の描写だけは美味しく頂きましたが(笑)

  • 4861272416  255p 2006・3・14 初版

  • 未読

  • 全1巻。

  • 2008/04/04読破。
    漫画ARIAの世界をうまく表現した作品。作者の藤崎さんは、ドラマCDやアニメの脚本も担当されている方なので、安心して読めました。

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著者プロフィール

◎藤咲 あゆなジュニアノベル作家。駒澤大学法学部政治学科卒業。日本脚本家連盟ライターズスクール所属中に、集英社の青年漫画大賞(現 YJ青年漫画大賞)原作部門で準入選し、漫画原作者としてデビュー。1994年には女性向け小説誌「Cobalt」ノベル大賞において、1994年下期コバルト読者大賞を受賞し、小説家としても活躍。おもな代表作『戦国姫』シリーズ、『新島八重ものがたり -桜舞う風のように-』(集英社みらい文庫)、『新・歴史人物伝 土方歳三』(駒草出版)ほか多数。

「2018年 『新・歴史人物伝 織田信長』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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