- Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861272820
感想・レビュー・書評
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若い頃って、自分の現在に一生懸命になってしまうので、移ろっていくものとか、いつか終わってしまうなにかに寂しさを感じることは少なくて、ことさら現代は情報社会で毎日新しさを求める世界になってしまったので、灯里ちゃんが新しいパリーナを完成させたときのような、そういう感傷に浸れる人間は思っているより希少なのかもしれない。
感じ方は人それぞれだから、いちいち感傷に浸ってこのひと結構悲観的なんだな、と思う人もいるのかもしれないけれど、感傷に浸れる人間って思っているより悲しみに強くて、感情を消化するのが上手なんだよね。悲観的でも楽観的でもなくて、自分の感覚を大事に受け止められる人。だから灯里ちゃんは素敵なものをたくさん見つけられるんだよね。そういう者にわたしはなりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017年7月7日
装幀/アイ・ディー・アール -
アリアカンパニーの始まりの物語が入ってた。
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パリーナ製作
アリスちゃんの自分ルール
年長組の幼少期
晃さんの意志と覚悟
藍華ちゃんとアル君のお月見デート(?)
ARIAカンパニー誕生秘話
もともと一人前になることを目指していた灯里ちゃん達ですが、この巻の中でより一層その気持を高めていきます。
これから徐々に話が未来へと進んでいく感じです。 -
秋の物悲しさに似合う情緒的な話が多い印象の第9巻。
特に秀逸なのはNavigation44の雨の勉強会。ARIAには馴染みにくい負の感情をテーマとした回だが、外の視点を持ち込むことで主要キャラは決して険悪にならず、むしろ絆の強さを演出している。更にはその感情への向き合い方だけに留まらず、導入と結末によって一人前になるのに大切なことを意識する所まで持っていくのが実に巧い。
最初のうちは普通の月見と見えるのに、「火星のお月見」であることを活かして藍華とアルの二人の関係になぞらえるのがこの作品ならではの描写と感じられるNavigation45・お月見回も非常に魅力的。
本作によく見られる「変化と不変」のテーマに対して、人同士ではなく物を題材に印象的に語るNavigation41・彩色パリーナ作成回も深く味わいたい一本である。 -
9巻
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整理ついでに久々に発掘したので登録。
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4861272823 177p 2006・8・10 初版
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アルくんと愛華ちゃんの話がかわいかった☆