ARIA 9 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
3.90
  • (245)
  • (88)
  • (311)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1770
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861272820

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 若い頃って、自分の現在に一生懸命になってしまうので、移ろっていくものとか、いつか終わってしまうなにかに寂しさを感じることは少なくて、ことさら現代は情報社会で毎日新しさを求める世界になってしまったので、灯里ちゃんが新しいパリーナを完成させたときのような、そういう感傷に浸れる人間は思っているより希少なのかもしれない。
    感じ方は人それぞれだから、いちいち感傷に浸ってこのひと結構悲観的なんだな、と思う人もいるのかもしれないけれど、感傷に浸れる人間って思っているより悲しみに強くて、感情を消化するのが上手なんだよね。悲観的でも楽観的でもなくて、自分の感覚を大事に受け止められる人。だから灯里ちゃんは素敵なものをたくさん見つけられるんだよね。そういう者にわたしはなりたい。

  • 2017年7月7日

    装幀/アイ・ディー・アール

  • アリアカンパニーの始まりの物語が入ってた。

  • パリーナ製作
    アリスちゃんの自分ルール
    年長組の幼少期
    晃さんの意志と覚悟
    藍華ちゃんとアル君のお月見デート(?)
    ARIAカンパニー誕生秘話

    もともと一人前になることを目指していた灯里ちゃん達ですが、この巻の中でより一層その気持を高めていきます。
    これから徐々に話が未来へと進んでいく感じです。

  • 8巻のレビューでも書いたことですが、藍華とアルの話は毎回どうも私にはARIAの世界観から浮いてる感じがします。ARIAじゃなかったら確かに良かったなぁと思える話が多いんですが。
    なんでこんなに嫌なんだろうと考えてみたのですが、"本当にARIAの世界観が好きで、自分でいろいろ想像(妄想)したいからあんまり設定を作るのはやめてほしい"という自分勝手な思いが私の中にあるのが分かりました。

    「パリーナ」と「アクアマリン」は良かったですね。「自分ルール」のアテナの「私はアリスちゃんの味方気取りなの」というセリフも印象的でした。

    AQUAから早く次を読みたいという欲を抑えて、1巻ずつ毎回楽しみにして買ってきましたが、8巻、9巻はAQUA1~ARIA7と比べて私には少し内容が薄くなったように感じました。10巻ももちろん買いますが、いままでのように、今回はどんな話なんだろうとワクワクした気持ちで買うことはなさそうです。

  • 秋の物悲しさに似合う情緒的な話が多い印象の第9巻。
    特に秀逸なのはNavigation44の雨の勉強会。ARIAには馴染みにくい負の感情をテーマとした回だが、外の視点を持ち込むことで主要キャラは決して険悪にならず、むしろ絆の強さを演出している。更にはその感情への向き合い方だけに留まらず、導入と結末によって一人前になるのに大切なことを意識する所まで持っていくのが実に巧い。
    最初のうちは普通の月見と見えるのに、「火星のお月見」であることを活かして藍華とアルの二人の関係になぞらえるのがこの作品ならではの描写と感じられるNavigation45・お月見回も非常に魅力的。
    本作によく見られる「変化と不変」のテーマに対して、人同士ではなく物を題材に印象的に語るNavigation41・彩色パリーナ作成回も深く味わいたい一本である。

  • 9巻

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • 4861272823  177p 2006・8・10 初版

  • アルくんと愛華ちゃんの話がかわいかった☆

全50件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

天野 こずえ(あまの こずえ)
埼玉県出身の女性漫画家。1993年『アース』でエニックス第6回ビッグルーキー大賞佳作・ビッグステップ賞受賞。1994年「前夜祭」で『フレッシュガンガン』春季臨時号を通じてデビュー。
代表作は『AQUA』とその続編『ARIA』、小説・ドラマCDが発行された『浪漫倶楽部』、アニメ化された『あまんちゅ』など。

天野こずえの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×