小説ARIA ‾四季の風の贈り物‾ (MAG-Garden NOVELS)
- マッグガーデン (2008年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861274480
作品紹介・あらすじ
春。灯里が試験営業日に乗せたお客様は地球へ旅立つことを決意した青年だった。火星での最後の想い出に、地球出身の灯里の話を聞きたいという青年。その眼差しの彼方に抱く地球への想いとは…。夏。記念すべき第一回ネオ・ヴェネツィア映画祭にやってきた一行。その前夜祭で上映された晃と藍華が出演する観光CMに会場は大いに沸く。だが藍華はいまだ会場に姿を見せないアルを案じて…。秋。アテナはここ一週間ずっと緊張していた。両手袋の見習い水先案内人アメリの「最後」の昇格試験の担当試験官を務めること…アテナにとってもアメリにとっても辛い選択の刻が迫っていた…。冬。アリシアの元にミドルスクール時代の友人・アンから一通の手紙が届いた。長らく地球暮らしだったアンは自分のカフェを開くために火星に戻ってくるという。再会を喜ぶ二人だったが、やがて…。水の都ネオ・ヴェネツィアをめぐる四季の風が紡いだ贈り物…珠玉のオムニバス・ストーリー、お届けします-。
感想・レビュー・書評
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有名な漫画家の脚本家によってまとめられたARIAの物語だったので、小説でも違和感なくARIAの世界観が表現されていた。
特に秋の物語が感動的で、オレンジぷらねっとの新しい登場人物とアテナさんの物語がアニメ化してほしいと思うほど良かった。心温まる内容にアテナさんの魅力が詰まった話だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秋の話が一番好きでした。
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ARIAのアニメで脚本を担当した4人のライターさんたちによる、それぞれ春夏秋冬と「贈り物」をテーマにした短編集。
秋の、オレンジぷらねっとのふたり(特にアテナさん)をメインにしたお話が、とっても素敵でした。 -
9784861274480 253p 2008・1・24 初版
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アニメのシナリオを担当したライターによる短編集。
全くの部外者が執筆するよりも、ARIAの世界観や人物達を的確に把握しておられるので、安心して読めた。 -
全1巻。
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2008/05/12読破。
ゆったりとした癒しの空間である、ARIAの世界を、4人の作家さんがそれぞれの筆で描いてくれます。
小説といいう独特の紙面で、これだけARIAを表現できたのは、私にとっても励みにもなりました。
暖かい空気が、これくらい人に伝えられるようになりたい。