ARIA 12 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 1877
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861274824

感想・レビュー・書評

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  • 「未来のベネチアの海を、少女たちが漕ぎ回る。」
    「『素敵』な世界へ、ようこそ」

    何気ない日常も、筆者の切り取りにより物語となる。人生を味わうための調味料がつまったお話です。

  • ずっとこの日を目指してきたのに、いざ迎えてしまうと、これまでの当たり前の日常が目の前から消えてしまうことへの不安が心に影を落とす。それは誰もが経験する、一人前の大人になるための通過儀礼。喜ぶべきことなのに、自分ひとりの足で自分の道を歩いていくのは、寂しいことだから。
    自分には珍しく、漫画を読みながら涙が滲んできてしまって、一時読むのを中断しては、また読み始めて涙ぐむのを繰り返してしまった。まだそれなりの感受性を持っていたことを喜んでおこう。
    読み終わってはじめて、主要登場人物のイニシャルがAであることに気付いて、逆になぜいままで気付かなかったんだ。鈍感すぎた……。

  • 前作を読んでいたら是非。
    何だかほっこりになれます。

  • 2017年7月22日

    装幀/黒巣貴司(クリエイティブ・ピクシーズ)

  • 終わっちゃった。最終巻で色々動いたけど、それでもやっぱり癒し系。だけど、自分も頑張ろうと思えた。

  • 火星に作られた、ヴェネチアを模した人工都市を舞台とするSF漫画。
    …と、ジャンルとしてはそうなる訳ですが読みどころは全然違う次第でして(笑)。
     
    何気ない日常の中に、どれだけのキラキラが詰まっているのか、本書を読み返すたびにつくづく思い知らされます。美しい街と美しい人々、悪人も悪事とも無縁の物語。だけどそこに嫌味さはかけらも無く、世界はこんなにも美しいのかと読むたびに心が洗われます。

    とりわけ猫妖精が出てくる話が大好きなのですが、楽しかった日々にもいつか変化は必ず訪れるわけで。53話「ケット・シー」(11巻)を読んだ時には(しかも、アニメ版サントラを聴きながらだった)、ウルウルすると共に終わりへの予感を覚えて寂しくなったものです。

    ここから最終話までの展開は、それは、もう…1ページめくるたびに切なくて切なくて。
    だけどARIAはやっぱりARIAで、終わり方まで極上の美しさでした。

    珠玉の名作。

    (大人の事情で最初の2巻だけタイトルが異なります。「AQUA」からどうぞ)

  • 至高のヒーリングコミック「ARIA」の最終巻。
    まさにラストスパートといった感じで各キャラクタは未来へと向かいます。
    その急激な変化を時に心を踊らせ、時に戸惑いながら進んでいく各々の姿には心からエールを贈りたいと思います。

    シリーズ通して美麗な風景や優しい物語に心癒される時間を過ごすことができました。
    このコミックに出会えたことに最大限の感謝を。

  • 誰の色恋にも深く触れず終わってるのですっきりさっぱりな印象。ちと物足りない…

  • 遥かなる蒼の物語 ここに完結——

    終わってほしくなかったという未練と
    素晴らしい終わりへの満足と
    終わってしまったことへの一抹の寂しさ

    様々な読後感が押し寄せるも、
    一番に思うのはARIAに出会えてよかったということ。

    すべての人にぜひ読んでもらいたい1冊です。

    恥ずかしい感想禁止!!

  • この作品に出会えてよかった。
    辛いときや落ち込んだときに読むと前に進もうって気持ちにさせてくれます。
    何回引越ししても、絶対にARIAが本棚から無くなることはないでしょう。

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著者プロフィール

天野 こずえ(あまの こずえ)
埼玉県出身の女性漫画家。1993年『アース』でエニックス第6回ビッグルーキー大賞佳作・ビッグステップ賞受賞。1994年「前夜祭」で『フレッシュガンガン』春季臨時号を通じてデビュー。
代表作は『AQUA』とその続編『ARIA』、小説・ドラマCDが発行された『浪漫倶楽部』、アニメ化された『あまんちゅ』など。

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