イルゲネス‾黒耀の軌跡 1 (1) (BLADE COMICS)

  • マッグガーデン
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861275074

感想・レビュー・書評

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  • 全5巻

  • SF・軍ものという設定に惹かれ、小説の前日譚だと知らずに購入したもの。
    軍学校の日常と、主人公・フォンの特殊さの説明巻。

    エピソードの細切れ感のせいか、
    ジェイクとフォンの距離が、フォンの態度の割に序盤から近いのに違和感を覚えてしまった。
    ジェイクの人徳のなせるところではあるのだろうが……。
    また、他の級友たちの描写があまりないので心情をはかりかねる部分もあった。

  • 表紙の涙黒子付きピーコックアイ黒髪イケメンに惹かれて購入。
    「小説版の13年前の話」とのことなので、説明不足を感じるのが嫌な人は小説を先に読む方がいいのかな。
    ジェイクィズの世話焼きお兄ちゃんっぷりも良い。

  • 桑原水菜さんの名前で買ったのが4割。表紙でウヒョ!ってなったのが6割な購買動機かしらんね。絵はキレイだけど盛り上がりのシーンもなんでもないシーンも常に一定のクオリティだからかえって追いにくい漫画構成だったお。ストーリー自体はなーーなんだろうな、炎の蜃気楼を知ってる身からしたら劣化を感じるお

  • 絵に惹かれ購入しました。

    しかしながら、内容はあまり興味をいだくことができませんでした。
    小説を読んでいないせいでしょうか、よくわからないところがちらほら…。
    絵はかなり好きなので、たまに眺めています。

  • ※notBL でもBLくさい
    これは非常によかった。まず絵がきれい。でもそれだけじゃなくストーリーもすごくいい。
    ――何が正しくて何が間違っているのか…分からない。間違っていると分かっていても、生きるためには仕方ないから…止められない。
    そんな世界を変えようと立ち上がった登場人物たちのお話。

  • 2011/07/22:コミックレンタルで全5巻読了。

  • 遺伝子工学の発展した「イルゲネス」を舞台としたお話。
    表向きは国際的に発展している豊かな国、けれど裏では量産クローンや非合法人造体の売買といった犯罪が蔓延っている。
    遺伝子工学の権威・リッテンバー博士の養子である主人公・フォンは、ハイスクールを2年スキップで卒業という優秀な成績ながら、イルゲネスでは「お飾り」と揶揄される軍の養成学校に入学する。
    闇市場に両親を殺されたフォンは、その復讐を密かに胸に誓っていた…。

    クローン技術が発展した世界ということなので、ジャンル的にはSFに分類されるのでしょうか。
    実は今までSFには苦手意識を持っていたのですが、この本はそんなことを微塵も思わず、夢中で読めました。
    話のテンポが良く続きが気になる展開であること、作画が綺麗なこと、それから現実に起こり得る問題を題材にしていることなどが主な理由かな。
    中でもフォンの心理描写は、秀逸だと思った。
    闇を抱え、誰にも心を許さなかった彼が、寮で同室のジェイクと接することにより徐々に周囲と打ち解けていく様子とか。
    物語の終盤で、自身の出生の秘密を知ってしまったことにより自分の存在意義を見失い、そこから少しずつアイデンティティを取り戻す様子とか。
    近い将来、この世界でだって同じ事が起こるかもしれないんだな…と思って、自分ならどうするだろうか考えてしまいました。
    若干フォンとジェイクの友情が行き過ぎているような気がする描写もあったりしましたが、BLが苦手な自分でもそんなに気にならなかった。
    小説もいつか読んでみたいです。
    [全5巻]

  • 蜃気楼好きだったし軍ものっぽいし、でジャケ買い。

    「ゆるゆるの軍学校」ってのが、好みに合わず…
    これ以降は買わないかな…

    小説原作のほうは未読なので、そっちを読めばまた違った感想を抱くかもしれない。とにかく絵はきれいだと思いました。

  • 同名小説のコミカライズ。とはいっても同じ内容でなく、小説より過去のお話。わたしはコミックから読んだけれど、ネタばれにならなくてむしろよかったかも。絵が本当に綺麗で、カチル先生だいすきです。フォンとジェイクの二人がお互いに寄せ合う信頼感・・・いいなぁ。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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