イルゲネス-黒耀の軌跡- 5 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ)

  • マッグガーデン
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861277917

感想・レビュー・書評

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  • ジェイクとフォンの絆が深まり、フォンの決意が固まる最終巻。

    ジェイクの思いやりの源は、家族だということなのだろうか……?
    彼のキャラクターやフォンとの最終的な関係性、ビジュアルが好みなのだが、序盤に感じた違和感が払拭されないまま落ち着いてしまった気はする。

    小説はフォンが敵役らしいことと、前回の暴走のことを考えると、悲しい結末が待っているのかもしれないが、彼らの今後を見守りたくて、小説が気になった。

  • 一連の流れから精神崩壊気味のフォンを実家へ連れていくジェイク。
    末っ子の四男・ヨアンが超可愛い、こんな弟欲しい。
    そしてこの巻でも泣き顔を見せる黒髪イケメン。
    表紙を外すと、見えない敵と戦う可愛いヨアンの絵、フォンとヨアンが一緒に寝ているのを確認したジェイクは――漫画、有り。

  • なんとなく絵師さんが気になってて、ふと著作一覧見たら桑原水菜原作SF…だと…!?とりあえずコミカライズの全5巻購入。

    最初はノベルス上下巻があって、こっちの挿画は黒乃奈々絵だっていうからそりゃまた期待を裏切らなそうだなと。でもノベルスのコミカライズで絵はかえちゃったのかと思ったら、こちらはノベルスの前日譚的なものらしい。どうりで「え、こんなギムナジウムみたいなのに?黒乃絵はなんかもっとおっさんぽかったのは黒乃フィルターなの?(失礼)」とか思ってしまったわけだ。
    以下マッグガーデンサイトよりあらすじ。各巻のをちょっと継ぎ接ぎしてます。

    遺伝子工学研究施設の導入で国際的にも名をはせているイルゲネス。しかし裏の顔は量産クローンの温床であり、闇市場による非合法人造体の人体売買で莫大な利潤を生みだし、人々はイルゲネスを“神に背いたゲネティック・ソドム”と呼ぶようになった。
    誰もが羨む要素を兼ね備え、将来を有望視されている士官候補生・フォン。寮のルームメイトとなったジェイクは、彼の、周囲になじまず心を開かない頑なな態度に興味を抱く。自ら他者と距離をとり、孤立しがちだったフォンも、ジェイクには少しずつ心をひらいていた。
    ある夜、悪夢にうなされ発作を起こしたフォン。
    ジェイクに明かしたフォンを苦しめる悪夢の原因は、両親と闇市場の因縁と、凄惨な過去で――。

    ここら辺から一応ネタバレ含ことにしておきます。

    桑原作品で横文字っていうのに違和感を覚えつつ(苦笑)、一見普通の軍服・制服・寮制…みたいな話。2巻の途中くらいまではまさに、金持ちのいじめっ子たちから難癖付けられるクールビューティーと仲間たちがキャッキャウフフ…じゃないけどまぁそんな感じ(語弊有)。
    そこに遺伝子操作の裏社会要素が加わるわりに、これはまだ序章のせいかそこまで重くなることはなく。ジェイクが王子様すぎてどうしても勘ぐってしまったのだけど、最後まで王子様だった…。ジャニスもいつ正体見せるのかとビクビクしてたけど、予想に反した…。
    スキンシップ過多なのは原作ありきで微笑ましく見ております(笑)。

    『黒耀の軌跡』は5巻で一応完結となってますが、続きはまた別のサブタイトルで継続中なので、これからどんどん掘り下げられるかと。
    とにかくこの5冊では、フォンの過去とその清算という部分のみ。
    ノベルスのところまでコミカライズで繋げるとすると、ここから10年分以上ありそうだけどもどこまで続けるのだろう。

    カチルさんの絵は、序盤辺りはどっちかというとありがちなカラー詐欺系かな?と思ったけれど、ちゃんと5冊の間にバランス落ち着いてきてくれました。ので次のシリーズも買ってみます。その前にノベルス読むべきだろうか。

  • 泣いた~!

    フォンとジェイクはほんとうに良いコンビだなぁ

  • カラー絵が綺麗。
    白黒は黒のツヤ感が気になる。まだら。

  • 漫画から入ったので、これからフォンをはじめとするクラスメイト達がどういう未来を歩むのかは分かりませんが、きっとフォンはもう、自己の存在意義について迷わないのだろうと思います。続きもあるそうなので、期待。

  • 黒耀の軌跡、最終巻です。新書のイルゲネスで少しだけ触れられている過去(仕官学校時代に起きた事件)の全容が明らかになりました。

  • フォンとジェイクはいい関係だと思う!

    フォンが話してくれるまで待つとか
    とくに屋上でのやり取りが何とも言えない!

    小説はマンガが一応完結してから読みたいと思います

    !!巻末のほうの将来の絵というか軍服のフォンかっこよかった!
    続き楽しみだ

  • ちょっと中途半端じゃない?と思ったら、漫画版はまだ続くんですね。
    漫画が完結したら小説を読もうと思ってたんでそれはいつになるやら。

  • 電車の中で読んでたら半泣きになり慌てて読むのを止め、家でボロボロ泣きながら最後まで読みました…買ってよかった。
    家族愛にはどうにも弱い。

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著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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