にがくてあまい 2 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)

著者 :
  • マッグガーデン
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861278112

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  • ご近所のサブさん、
    家教えてやったオレの顔に泥塗りやがって
    って覗いているのを捕まえてマキちゃんたちに報告して
    その間も立ち会ってくれているの優しいし、
    こういう”顔が見える”感じが、
    渚が長屋暮らしを選ぶ理由なんだろうなと思う。
    覗かれていたのに執り成してくれて、ご飯をごちそうしてくれる渚も優しい。

    朝掘りたての筍をお刺身で食べたことがあるが
    あれは本当に美味しかった。
    お父さんが渚にかける言葉も素敵。

    ママレードの話も良かった。
    マキがしてくれることが渚の力になることもある。
    蜜柑泥棒で御用の落ちも良い。笑

    渚の家の事情も明かされていく。
    自分も家にいたのに、兄が倒れているのに気が付かなくて
    というのはすごく辛いだろう。
    お母さんの気持ちもわからなくもないが
    渚を責めるのはあまりに酷。

    馬場っちの事情が明かされるのもこの巻。
    肩に傷が残っていて散々困らされても許せてしまう。
    兄目線の弟の話が、兄に対して感じている渚の蟠りをほぐすことになる。

    馬場くん、里帰りしたら、弟夫婦と両親が孫を鎹にして
    仲良しで、自分の方が疎外感というのは切ない。

    渚はお兄さんの漫画好きで応援していたのに
    兄は入賞もできず、母も「25歳にもなって夢見てるな」
    と言う。
    バリキャリのお母さんだから考え方も違うので仕方ないが
    やっぱり辛いものがある。
    無理矢理の墓参りだが、マキが自分たちに渚がしてくれることはお兄さんにしてあげたかったことだよね、
    と言い当て、「どれだけ救われたか」と言ってくれて良かった。
    こうやって人の為に一生懸命になれるのがマキの良いところだと思う。
    お兄さんが残してくれた漫画を読めて本当に良かった。
    御礼にトマトの花を添えてマキにお弁当を作ってくれるのも渚らしい。

    マキが元カレと再会して、中身のない人間だった、
    自分はそれに気がつけなかったと落ち込んでいると
    今度は渚が励ましてくれて、良い関係だ。

  • ライト・ベジタリアンなので
    興味深い。
    こんどカボチャの生食ためしてみよう。
    渚くんがイケメンでゲイなのもいい (^o^)

  • 翼のお墓参りに行くことが出来た渚。
    泣けるって、やっぱり大事なことなんだなーと思う。
    心の中に積もり積もったあれこれは、自分では制御できない程の涙でないと、洗い流せないんだ、きっと。
    しかし、お墓参りに連れ出してくれたことに対して、トマトの花で感謝を伝えるとか、洒落てんなー、渚。
    ゲイだって分かってても、グッとくるわ、絶対。
    素のマキの可愛さに後輩たちがキュンとするとこが好き。
    女子はやっぱり丸くないと、な。

  • それぞれのキャラが立ってきておもしろい。
    渚の過去、兄弟関係なんかも明らかになってきた。
    マキは渚に惚れていく。

  • ブラウニー食べたい

  • おもしろいけどほろっと苦くて悲しい。

  • 墓参りに行って、亡兄を救えなかった自分を渚は許すことができたっぽい。夏みかんのマーマレード食べたいわ〜

  • 渚の話がとても良い。
    ご飯、ちゃんと作ろうと言う気になる。

  • 渚がお兄さんのお墓参りに連れてかれる話も、お母さんのお見舞いのマーマレードとブラウニーの話も、切なさもあったけれど、良かった。
    マキの両親と南雲さんの話も好き。
    採れたて野菜が食べたい…!

  • 渚がすごいイケメンなためにあちこちの女子のハートを盗みまくって大変ですね。本人全然嬉しくないみたいだけど。
    実家の庭の夏みかんでつくったマーマレード、美味しそう!ブラウニーにマーマレードってお洒落だな~。
    ばばっちの傷跡にびっくり。
    兄のお墓で手紙を発見して泣く渚のシーンが印象的でした。

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著者プロフィール

東京都出身。広告代理店勤務を経てフリーのイラストレーター、マンガ家になる。代表作に『にがくてあまい』(マッグガーデン)、『ZERO ONE』(朝日新聞出版)。

「2016年 『にがくてあまい公式レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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