戦国妖狐 7 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
3.90
  • (14)
  • (28)
  • (20)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 236
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861278754

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第二部、千夜編開幕。
    前巻でたまの物語だと豪語したけど、大外れだったな、うはは。
    別の男の子の物語の始まりです。

    ◆千夜の物語
    「戦うから戦いになるんだ」「強いっていうのは怖いことなんだ」
    セカイ系的ですよね。
    同作者の後発の「プラネット・ウィズ」を読んでいる時も思いましたが、世間に存在する文脈に乗っかってスタート地点を誤魔化すやり方は採らないですよね。
    1から全部構築する作家というイメージです。
    本作は、本当に各所に時代性のある展開台詞構図が感じられて、読んでいてとても楽しいです。
    また、千夜と月湖の関係がどうなっていくかわかりませんが、こうして出会って受け入れられたことそのものが、千夜の人生の宝になるだろうなと感じられて、良いです。

    ◆たま
    ニアミス! 色々な意味の読者サービスをぶっこんできた!!!
    と思っていたら、普通に合流する感じなのかな。
    美人だ!
    たまは元々好きだったけど、ヒロインとしても好きになりそうな気配です。

    ◆その他
    寝ぼけた真介が「…しゃく…」と言っているのが良い。

  • 物語の主役がかつての敵である千夜に移っての第二部
    第一部の段階では口数も少なく異形をその身に持っているということで親しみやすさなんて皆無だった千夜が、第二部ではいきなり記憶喪失になっていることで普通の少年に見えるようになっているね
    また、彼の面倒をみる真介が保護者のようにも見え、より千夜の子供らしさが目立つようになっている

    それでも見えてくるのが千夜が普通の少年ではないという点
    通常の村なら彼の異形は迫害されたっておかしくない。けれど、闇と共生する村では千夜の異形が目立たなくなるというのは面白いね

    ただ、それはあくまでも見た目の話
    人や村を傷つければそれが守る為の行動から生じたものだろうと傷付けてしまったことには変わらない
    記憶喪失によって人生をやり直したはずなのに、彼はいきなり罪を被ってしまった
    でも、それで罰せられるのではなく、村人の優しさが示される展開はそれはそれでキツイなぁ……
    千夜は罪を背負って旅立つことになったが、村の少年たちから大事な預かり物を受け取ったことで罪人としてではなく村の一員として旅に出ることになったと言えるのだろうね


    そうして始まった珍道中。いや、本当によく判らないメンツだね!
    以前の世直し道中メンバーは人と闇の狭間が調和したようなメンバーだったけど、今回のメンバーは本当によく判らないな!
    保護者役の真介、人間になるために旅をする千夜、守るための力を求める月子、名前も記憶も不明ななう
    安定感よりも危うさを感じさせる千夜達一行が出くわした龍のムド
    千夜は戦わずに月子を守ることが出来るのか。早速、千夜にとって試練となる出来事に出くわしてしまったようだね

  • 第二部開幕。
    早くも続きが気になった仕方ない。

  • 綺麗に引き継いでいる。物語の輪廻。

  • まさかのマイマクテリオン篇。
    役割がシフトしても、物語は続く。

  • 「少年漫画らしい雰囲気」って、こんなに戦うとひどい目しか待ってないし戦おうとしない少年漫画ないよ! いやあ灼岩のこともあるしあのまま喰われるんじゃないかとおびえたわ。

  • 第二部、なかなか良いかも。
    ストーリーの展開、読者にこーなるんだぜ?って予想をさせといて良い方向に外す展開がうますぎる。
    新キャラ月湖はよく動きそうだ。
    真介さんが少しヘタレ化、というか仇討って気が抜けてるな。ずっと張り詰めてたもんなぁ、しょうがない。

  • 歴史ファンタジー漫画。迅火とたまから主役代わって千夜と真介主体の第二部。第一部より少年漫画っぽさが強く、個人的にはなかなか好みな展開が期待出来そう。

  • 1~7巻まで一気に
    世代交代型かなー
    7巻から面白くなってきた。
    さみだれ好きなのでこれからにも期待

  • 気がつけば結構な強さになってたんだな、真介。

全21件中 1 - 10件を表示

水上悟志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×