戦国妖狐 8 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 222
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861279324

感想・レビュー・書評

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  • 配役を変えつつも旅は続く。
    「戦いこそが人なのか?」
    千夜の問いかけがまた時代性をついていて良い。
    悩む千夜に義輝がかける言葉が、端的で確信を持っていて、水上さんらしい。

    時間は流れていて、その蓄積が人々にあって、やはり人生を描くのが上手い作家だなと感じました。

  • ムドによる月子誘拐未遂は先輩であるたまや真介の力を借りての解決に
    戦わないことを決めたは良いが、それで事態を解決する力を持っているわけではない。むしろ今の千夜は相手の言い分を無視するかのような暴力での解決に向いているというのは皮肉が効いているね

    そんな千夜に現状を突きつけるかのような京の狂神の一件は尚更にダメージの大きな代物
    戦わないためには逃げるしか無い。けれど逃げるためには力が必要
    逃げられないなら戦うしか無い。そして千夜の力は戦うのに丁度良すぎる
    血の海で立ち尽くす千夜の姿は逃れられぬ運命に囚われていることを暗示しているかのよう

    そうして精神的に追い詰められつつ有った千夜にとって足利義輝との出会いは転機となりそう
    人の世を統べる者でありながら闇の世界とも親交があり強大な力も持つ。そんな人物だから人の世界の非業も闇の世界の道理も知っている
    自分はバケモノであり人ではないと嘆く千夜に対して、バケモノに変われる人であると断言した彼の言葉、価値観を一変させるような言葉には驚かされるね


    義輝の言葉、月子への想いの実感、そしてムドの挑発
    『戦わない』だけでは行き詰まる。かと言って身の内の闇達は龍を恐れる
    千夜は大切な月子を取り戻すために己をもっと研ぎ澄まさなければならない
    そうして始まった己との対話の中で千夜は自分をどのように極める事になるのだろうか?

  • 第一部では戦いを通して人と闇の関係、そして闇を通して人間の本質を、みたいなのが物語の核になったていたようだ。 それに対して第二部ではたたかいと千夜と月湖の内面的な成長の物語になるようだ。

  • 水上作品、本当に好き。
    月湖かわええ。

  • 足利義輝かっけーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
    月湖かわえーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

    しんすけは、いい男だなぁ。そして、重大なネタバレ。おもろーー。

  • セクシーというより痴女めいた土地神が出ずっぱりで時々話を見失う。真介はまだまだ詰めが甘く迷うことばかりで、いつか義輝のように少年達を導いてやれるのか、それとも案外こーいうのもひとつのゴールなのか。道に迷い続けるのが何人も同時進行するマンガだなあ。

  • 読了。
    少し、千夜の魅力が弱いかな?
    相変わらず山の神様は魅力的で良かったなー、今の圧倒的な立ち位置に居続けて貰いたい。あんまりインフレしないでくれれば。。。

    月湖はいい表情するなー。多分いちばんの成長株だ。

    真介はあまりいいとこなしだったけど、華寅さんに認められてるシーンだけで、十分。真介さん、相当人気のキャラだと思うから、これくらいの感じじゃないと千夜のキャラが立たない気もする。

  • 真介は強いのか弱いのか。足利義輝の面白いこと……しかし,舞台は室町やったのね。

  • 2部も早2冊目。

    「さみ」に比べると個人的に今ひとつ盛り上がらない感があった本作ですが(芍岩さんの件は好きです)、エンジンがかかってきたかな?
    それにしても将軍はいいキャラでしたね。
    次巻以降も活躍してくれるといいのですが.....

    あの流れだと.....厳しいのかな?

  • いつも通り

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