キロワットアワー・イズ・マネー エネルギーが地域通貨になる日、日本は蘇る

著者 :
制作 : 蓮見太郎  上村知香子 
  • いしずえ
4.17
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861310355

感想・レビュー・書評

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  • 投票でもあるという意識で購入する。そのつながりや、影響を考える。

  • タイトルから、かなりエネルギーに偏った話かと想像してしまいます。が、サブタイトルも含めた一番のキーワードは「地域」です。どうしたら地域にお金を滞留させられるか。
    新築市場が崩壊し、省エネリフォームで地域経済を強くした話。背景に若干の違いはあるけれど、日本でも明らかに目指していい方向に見えます。正のフィードバックをどうつくるか。地域でどうやってエネルギーを削減していくか。ドイツ・フライブルグの議会の面白いしくみも紹介されています。地域が東京のコピーであることをどう脱するか、というのが大きなテーマです。読むと、改めて単年度の、根っこの見えにくい政策に一喜一憂しているのが本当にヤんなっちゃうけれど、その半面、希望も持てます。

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著者プロフィール

村上敦/ドイツ在住ジャーナリスト、環境コンサルタント。1971年生まれ。執筆、講演等でドイツの環境政策、交通政策、都市計画制度を日本に紹介する。一般社団法人クラブヴォーバン代表。日本エネルギーパス協会、日本エネルギー機構の顧問。著書に『フライブルクのまちづくり』『100%再生可能へ!ドイツの市民エネルギー企業』『100%再生可能へ!欧州のエネルギー自立地域』(以上、学芸出版社)など。

「2017年 『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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