キロワットアワー・イズ・マネー エネルギーが地域通貨になる日、日本は蘇る
- いしずえ (2012年9月14日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861310355
感想・レビュー・書評
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投票でもあるという意識で購入する。そのつながりや、影響を考える。
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タイトルから、かなりエネルギーに偏った話かと想像してしまいます。が、サブタイトルも含めた一番のキーワードは「地域」です。どうしたら地域にお金を滞留させられるか。
新築市場が崩壊し、省エネリフォームで地域経済を強くした話。背景に若干の違いはあるけれど、日本でも明らかに目指していい方向に見えます。正のフィードバックをどうつくるか。地域でどうやってエネルギーを削減していくか。ドイツ・フライブルグの議会の面白いしくみも紹介されています。地域が東京のコピーであることをどう脱するか、というのが大きなテーマです。読むと、改めて単年度の、根っこの見えにくい政策に一喜一憂しているのが本当にヤんなっちゃうけれど、その半面、希望も持てます。
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