光の散歩 影のおしゃべり

著者 :
  • 新潟日報事業社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861322334

感想・レビュー・書評

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  • 影絵と言えばこの人。藤城 清治さん。
    光と影が作る幻想的な世界は、きっと紙媒体で感じることは不可能だと思います。
    それでも、少しでも軌跡を辿りたくて本を購入しました。いつか影絵ミュージアムいくぞー!

  • 新潟日報に連載されていた絵とエッセイをまとめた作品集。
    綺麗な影絵の他に、旅先で書いたスケッチも掲載されている。
    当時80才を越えているのに、積極的に海外に行き、サイン会では4時間もかけて何百人もの相手をし、5時間以上車を運転、ほとんど一人で丹精込めて片刃カミソリで作品を制作する著者のパワーの凄さが実感できた。
    今なおお元気で、素晴らしい作品を作り続けている事がとても嬉しい。

  • 004年4月から2006年12月まで新潟日報に連載された
    藤城さんの文章とスケッチや影絵をまとめたもの
    影絵だけだはなく、スケッチもとてもやさしいタッチで
    特に、大好きな猫や犬、魚のスケッチは、見ていて自然と笑顔になる
    作品集としても十分楽しめる上に
    普段の藤城さんのお話、個展のこと、昔のこと、
    旅にでている場所のお話など、とても楽しい
    本当に80歳過ぎている方なのとびっくりする
    ポルシェに乗って、仕事で徹夜して、毎日1時間以上のウォーキング
    大好きな本にまた出会ってしまった

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著者プロフィール

1924年東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。また影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には本作『銀河鉄道の夜』(原作・宮沢賢治 講談社)で、BIB金のりんご賞を受賞。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など多数の受章、受賞歴がある。
著書に『セロ弾きのゴーシュ』『画本 風の又三郎』(ともに原作・宮沢賢治)、『ぶどう酒びんのふしぎな旅』(原作・アンデルセン 訳・町田仁)、『絵本マボロシの鳥』(原作、文・太田光)、『藤城清治の旅する影絵 日本』『ブーちゃん』『藤城清治 影絵の絵本 グリム』『藤城清治 影絵の絵本 アンデルセン』(以上すべて講談社)などがある。

「2022年 『新装版 銀河鉄道の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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