花の堕ちる夜 (ダリア文庫)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861343278

感想・レビュー・書評

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  • ⇒『花の堕ちる夜』
    『花陰の囚人たち』
    『千年の眠り花』

  • ゆがんだ零飛とストイックな蒼。とりあえずハッピーエンドで良かった。蒼の乱闘でかっこいい場面をとか、毎朝格闘技の訓練をしてる場面とかを読みたかったな。

  • テンプレではありながらも、上海マフィアの零飛は魅力充分。異国のムードたっぷりで、五感を刺激される描写は読んでいて引き込まれます。
    零飛は、上海マフィアとして容赦なく、痛みを感じないという冷酷さも際立っていて生ぬるくないのがいい。かといって、BLでの範疇を超えてまでの893じゃないのも安心感?
    受の蒼が、零飛と対等でいようするのが、話し方、行動によく現れていて女々しくないのも好感が持てます。
    濡れ場はかなり濃厚。愛があるのかないのか、ギリギリのところの攻防でもあるし、次第に互いが惹かれていくと、やさしさが加わっていくところも絶妙です。30ページ目あたりから始まるお約束もしっかり踏襲。
    ストーリーは冒頭からとても印象的で、マフィアものの映画でも観てるような感覚になります。蒼の妹のための復讐の顛末や、零飛の義兄との身内の愛憎などスリルやアクションも盛りだくさんで楽しめます。
    書き下ろし「眉間の空」はわかりにくい男、零飛視点で、張とのかかわりと蒼との出会いまでが描かれています。
    「かの庭に廻る春」は新婚旅行??蒼にメロメロなのが意外でやっぱりわかりにくい男、零飛視点のストーリー。ものすごく煽られます。

  • 沙野風結子先生が「キャラを立たせた」というように、零飛の丁寧語でのねっとりプレイは、印象に残ります。
    蒼は真面目でストイックな生活を余儀なくされていたので、初めて恋した相手が零飛というわかりにくい相手で、かつ自分の立場(妹の復讐)をわきまえてしまうために、かなわない恋だとあきらめてしまってます。
    あんまりにも蒼があきらめ加減で、一方的に身を引いてしまうので、ちょっと零飛が気の毒になりました。
    すれ違いというか、相手(零飛)が押して来る分、蒼は下がってしまうため、とうとう零飛が「私に告白することがあるのではないですか」と何とか言わせようとしてきます。
    巻末の短編では本編よりかなりラブラブ度がアップしています。

  • さすがにあの白い魔人の子孫ですね

  • このシリーズ、新書がまだ手元にあるけど文庫も買います。
    書き下ろしがあるらしいので!

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