くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ (DARIA BUNKO)
- フロンティアワークス (2009年10月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861343759
感想・レビュー・書評
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うわー、壊れ執着攻めと12年、疲れ果てた受けのお話ー。コミカライズ読んだら二巻で終わってなかったので堪らずこちらも。
くっそ泣いたよ…。 -
泣かされた~。
厚顔不遜な俺様男に振り回されて、身も心もボロボロになった受がもう切なくて・・・。
逃げても追いかけてくる相手の執着から逃げようとあがくのに、逃げられず、12年もまともな関係をもてず疲れきってるのはお互いさまで。
こじれた関係を修復する手段を知らない攻の拙さにあきれつつ、それでもすべての最後にと口にした受の言葉にぐずぐず鼻をすすって泣きました。
崎谷さんが書くなかでもかなり悪役のレッテルを貼られたタイプの攻ですが、受が許しちゃうんだから仕方ない。
結果、ハッピーエンドなので良いのです。
崎谷さんの作品のなかでは甘さが少なめなのですが、その後があるなら甘甘になるんだろうな~と思わせる作品でした。
クセがあるので、初心者さまにはおすすめしませんが、わたしは結構好きでした。 -
エロ多すぎて~。ラストにちゃんと愛情を確認できて良かったです。
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逃げようとするのを捕まえて…っていうパターンが個人的に好みなので楽しめました。それにしてもまるっとおさまるまでに12年って…対話と歩み寄りって大事!w
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私、絶対にこの将嗣はないわ。そう思ってしまいました。言葉が足りないというか、行動力ありすぎの俺様ってサイテー。途中まで読むのに苦労しました。嫌悪感が半端なかったです。
でも、独自性があって面白かったです。 -
SEの柳島千晶は、ホストクラブ『バタフライ・キス』で王将と呼ばれるオーナーの柴主将嗣と恋人関係にある。しかし千晶は、大学時代片想いをしていた王将に、強引に関係を結ばされたため、愛情があると思えないでいた。大学を卒業してもその関係は続いたが、ホストである王将を信じきれず、何度も逃げようとする千晶。その度捕らえられ、王将に淫らな『お仕置き』をされるが――?
出版社より -
あまり性描写が多いのとか好きじゃないので、初めからそのシーンなのには抵抗あった。
ちょっとラストへ持ってく感じがやっつけな様な強引な感じがした。
ただ、王将の愛情表現?浮気以外はまっすぐというか、じわじわくるものがあった。 -
攻め:ホストクラブオーナー・柴主将嗣
受け:SE・柳島千晶
大学時代から知り合った将嗣と同居して12年。将嗣は女出入りも激しくそれがホストである自分と付き合っている以上当然と言われ疲弊していた。そもそも始まりも恋愛で無かった関係に今度こそ終止符を打ちたいと願っている千晶。
それまでの過去、別れ話をするたびに執拗なセックスでその話を覆させられていたが、会社移転に伴って今度こそ将嗣から離れたいと考えていた。
強引執着攻めですね。攻めのする事がやたら強引なので受けはまさか自分が好かれていると感じることが出来ず、自分を守る為に感情に蓋をすることで精神力を保とうとする。
別れないという時点で攻めが自分を好きなのか?と分からないのが悲しい人間関係ですね。
受けもね、かなりひねくれた感覚なので攻めの気持ちをある意味素直に受け止めてしまって自分の中でぐるぐるするって言うね。
エロ場面多し。いや、お疲れ様千晶、というくらいイタしてました。王将(将嗣の源氏名)、半端なく絶倫です。それだけ臨戦態勢になれるというのは千晶の身体が良いってことですよね。でも分からないの。
これだけカリスマがあってフェロモン巻き散らしてる男を相手にするって精神力が必要だと思うけど。
まあ、文中でも言ってたけどM体質なら仕方ないよね。
ちなみに、こんなにエロ場面多い割りには読んでてドキドキはあまりしなかった。何故かな?