兄の彼氏の兄 (DARIA BUNKO)

著者 :
  • フロンティアワークス
2.88
  • (0)
  • (2)
  • (12)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 50
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861346316

作品紹介・あらすじ

夏葉は兄・冬雪が経営する紅茶専門店を手伝う大学生。ある日冬雪の留守中に、エリート然とした男がやってくる。彼は冬雪の同性の恋人の兄、孝史だった。高圧的な態度で弟と別れるよう迫る孝史に、夏葉は猛反発。兄の交際を認めて欲しくて孝史と話し合おうとするが、思いがけず彼の部屋に泊まることになってしまい…!?傲慢で不器用な大人×純情な大学生の、年の差溺愛ラブ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 兄のために兄に成りすました夏葉と、弟のために弟の彼氏と話に来た孝史。やり方は違うけれど、兄弟のことが大好きで大切に思っていることは変わらない。早く誤解が解けるといいな。と思いつつ、この2人のやり取りはちょっと面白かった。その後との落差も激しくて、「人が変わった?」と思うほど。両カップルともしっくり来ているから、このままでいてほしいなぁ。と思った。

  • ちょっと、なんでそうなるのって、色々ついていけなかった。まず、仁史と冬雪を別れさせるため、仁史の前でわざと、冬雪だと勘違いしている夏葉を襲う孝史に、ん…(^^)?ってなった。それから誤解が解けたあと夏葉をデートに誘うから段階踏むのかと思えば、その日のうちにまた手を出すし。しかも何で手を出すのか「わからん」って…わかってからにしようよ。もっとデート重ねてからにしなさいよ。展開が早すぎてついていけないよ。

  • 攻めの弟と付き合っている兄と勘違いされた受け。一方的に兄達の交際に反対する攻めに納得できない受けは、誤解を解かないままなんとか説得するように試みる。
    いいですね!弟君の前でわざとキスとか、本当に大人かというくらいの攻めの浅知恵(^ω^)
    ゆっくり関係を築いて行くストーリー重視の神香センセでした。残念ながらエロはあまり萌えなかった。

  • 薄い本で、先に冬雪cpの話読んだけど、こっちのcpのが好きかも(^^)

  • ★3.0。んん、あれだけ険悪な状態から攻が受に惚れるのが突然過ぎてビックリ。反発から好意に変わる関係、生真面目ながら年相応の手管で受をリードする年の差攻、と美味しい要素も、攻が受に惹かれる過程が全くないので上滑りしてる感が。しかし、真面目な顔して終盤ではエロ魔人と化す攻の大人げなさ、結構好きです(笑)いちいち「夏葉…!」と興奮する攻(笑)前半と後半じゃ話の雰囲気やキャラが変わってるように見えるので、いっそ最初からもっとアホエロなノリなら良かったのに。パンツ越しの射精、はみ出る巨根など職人芸はさすがでした。

  • 所謂歳の差もの、なんだけど。

    元々のカップルの兄と弟がくっつくという話のディテールは
    まぁBL界では(たぶん)ありがちなものだし期待してた通り。
    ただなぁ…なんつーか選ぶ言葉がストレートすぎるというのか…。
    面白くないことはないんだけど、もう少し遠回しだとありがたいかな(爆)。

    今回のメインは孝史と夏葉だったけど
    孝史の弟(仁史)と夏葉の兄(冬雪)の話、
    それから夏葉に告ってきた越智くんのその後とか
    スピンオフにする余地が相当ありそうな気はする。

  • 初読み作家様! 面白かったですねぇ。面白いんだけれど、意外にあっさりくっついたというか、弟の同性の恋人ってのに、 反対していたのに、あんなにすんなりと夏葉を懐にというか何故だかわからないと言いながらキスしちゃってるのがどうも腑に落ちないっていうかもっとじっくりと好きになっていくのかな?っていうのを期待したので、 あっさりとくっついてしまった事が残念でした。 でもあっさりとくっついた後は糖度が増して好みな攻め様が出来上がりました♪

  • 難しいことなんか考えずに楽しく読むのが正解な、神香センセの作品。明神翼センセの麗しいイラストが華をそえています。

    兄の彼氏の兄…要するに、主人公20歳大学生の入江夏葉とその兄で紅茶専門の喫茶店を経営している冬雪、そして冬雪の彼氏である人気俳優仁志、仁志の兄でエリート会社員の孝史。2cpが登場する王道年の差ラブです。
    多分、続編が出るであろうと想像させる登場人物の組み合わせでした。
    孝史×夏葉が、今回のメインcp。
    俳優業の弟、仁志が男と付き合っていることを危惧して高圧的な態度で乗り込んできた兄の孝史。しかしながら、孝史は夏葉のことを冬雪だと思い込んでいて弟と別れさせるためにアコギな強硬手段を取ってくるのですが…

    お兄ちゃん、第一印象は固そうなプライドの高い30男という感じなのに、実は全然違っていてズレてるし手が早くてスケベだし、残念すぎる本性でしたwwとにかく、サカりすぎです…
    あ、違う部分はカタかったです。びっぐだし!そういう下半身面、サイズ面での表現がいちいち細かくこだわりすぎで始めはうんざりでしたが、途中からなんだか苦笑しつつも面白くなってしまいました…こだわりは大切ですよね。
    無理矢理Hに流されてしまう初心者受もどうよ?と思いつつ、まぁこんなもんかなと。あっという間にくっついちゃったので、そこはもうちょっとモダモダして欲しかったです。なので萌えは微妙でした。
    怒っていた孝史も、こちらが思うほど深刻に考えていないのではと思うほど同性同士ということに嫌悪感無く、夏葉を好きになってしまうんですよね。冬雪cpもすごい事件とかスキャンダルが勃発するのかと期待したら、あっさり初期消火なんですよね。拍子抜け。
    もう少し切なさとかエロさが欲しかったかも。
    それでも、ハンパない甘さがあるので、そんなにあっさりくっつくか?とかホモばっかり!とか納得いかないことが多々あっても、許容範囲かなと。
    とにかく、綿密な下半身描写が全体のかわいい印象とギャップあって、良くも悪くもインパクトありました。

  • 主カプは32歳×20歳の歳の差カップル。

    そして安定の敏感ちくびいじり。信頼と実績の神香さんである。

  • 弟×兄と兄の彼氏の兄×弟の彼氏の弟
    二組の兄弟の弟×兄と兄×弟
    ・・・どう表現したらわかり易いのか・・・・。
    こういう設定たまに見ますが面白いですよね。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2005年『ご主人様にはナイショ』(ダリア文庫)にて商業誌デビュー。『いじめっこの恋愛戦略』『極上紳士の溺愛エスコート』『傲慢社長の甘い求愛』を執筆。

「2023年 『貴公子は運命の宝石に口づける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神香うららの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×