- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861346330
作品紹介・あらすじ
恋は、夜のバスの坂道みたいに寂しいものだと思っていた-。高校生の河野一吹は、毎朝バスで乗り合わせる会社員の大柴賢司と親しくなる。悩みを抱えていた一吹を彼は優しい言葉で救ってくれる人だった。やがて互いを深く知ったふたりは自分を変えるために彼女をつくろうと約束する。しかし賢司と過ごすにつれ、一吹は自分の恋がとても近くにあることに気づいてしまい-…。
感想・レビュー・書評
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再読
このシリーズの受けの健気さったら( T_T)\(^-^ )
そしてイラストがyocoさんってヤバすぎ! -
オンでの対話がリアルやった〜。顔見えてへんから言えることと言えんことがあるよな〜。
個人的には嶋野くんがイチオシすぎるんやけど笑。 -
うん、朝丘さんの紡ぐストーリーは嫌いじゃない、むしろ好きなんだけれど1冊読むと本当に疲れるのよね。
それだけ引き寄せられてストーリーの中に入り込んでしまってるってことなんだろうけれど。
今回もそんな感じで読み疲れた。でもそんな疲労感がいいんだな。本当にダメなら次には続かないからwww
ところで、今気付いたんだけれど
朝丘さん、お名前から『。』を取ったの? -
やー、よかった。ジーンとしました。ホントに読ませる作品の多い作家さんだと思います。
ゲーム会社副社長×高校生なんだけど、副社長と言ってもバブリーな感じではなく、バスに乗る普通の感覚の人です。そんな二人がバスで出会って、SNSと現実に会うことを繰り返しながら親しくなっていく話。
一吹の友人・親子関係の悩みだったり、賢司の姉に対する後悔だったりを素直に打ち明けながらお互いを信頼し合っていく中で、一吹はどうしても打ち明けられない自分がゲイであること、賢司を好きになってしまったことに苦しむ。
SNSの中のことや、ほかの登場人物との関わりとかがうまい距離で描かれていてとても好感が持てる。
お互い「好き」とか「かわいい」とか本当に率直に言ってるんだけど、その意味合いのすれ違いが切ない。切ないばっかでもなくて、いちいち一吹が言うことが可愛くて悶える賢司の気持ちもなんかわかるー。なとこもあるし。こんなに懐かれたらそりゃおじさんは嬉しいだろうなと!!
ソラがシバを抱きしめたいんだけど、その機能がないばっかりにグイグイ押してしまうそのもどかしさとかが、届かない一吹の気持ちをすごく印象的に表していてジーンとします。
初詣のシーンとかも今のままでいたいから言わないで欲しい一吹のキュっとした気持ちが伝わってきて泣けます。
なんかもう「これでもか!」ってくらい切ない。を詰め込んだお話で好きでした。挿絵の雰囲気も合ってるなって感じました。 -
突き刺さった!!会社副社長賢司さん×高校生一吹。毎朝バスで一緒になる二人がある事をきっかけに話をするようになり…。ノンケとゲイ、過去、どこか馴染めない学校生活、SNS、本当にどこかにありそうな日常で言葉ひとつひとつがグサグサささりました。甘いです…賢司さんの言葉が甘いです。嶋野イケメン(^ω^)賢司さんカッコいいです。年越しの舞台が地元で読んでて調度良いところだったので萌え転がりましたwwwしかし奴がラストまた出てくるとは思ってなくて油断してて、賢司さんの行動に泣いた(>_<。)ペーパー3種付
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あまーーーーーーい!!!!!
高校生と、三十路の社会人との、ほのぼのゆったり話。文体がふわふわと優しいけれど、早いうちからセクシャルマイノリティを自覚している人間の孤独って、はかりしれないと思う。想像しても想像しても、到達できないと思う。
槇原敬之の軒下のモンスターと、中村中の友達の詩に思いを馳せるね。 -
基本的には正直だけど、賢司に嫌われたくなくて隠し事をしている一吹。不器用なまでに真面目な一吹を見るのが、もどかしくも楽しかった。真面目で落ち着いたところのある一吹には、年上で甘えられる相手である賢司の存在が大きかったのかも。と思った。大切な人を傷つけたくなくて、普通の事のように「我慢」してきた一吹。そんな一吹のことを目一杯甘やかして欲しい。
スマホゲーム内で知り合って好きになっちゃう
今風の話♪
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