悪役令嬢後宮物語 (アリアンローズ)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 128
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861346385

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ真っ当でいい人なのにね。
    後宮から始まる物語、お相手のはずの王様は噂を鵜呑みにして毛嫌いしてるし
    これからどうなるの?

  • なろうで最初に読んだ悪役令嬢もの。
    心は優しく聡明(ただしけっこうなお転婆)だが、顔はどこまでも悪役顔なヒロインが、やむにやまれぬ事情で後宮へあがることになったら、何故か正妃代理の位置だわ後宮大荒れ(ついでに国内も大荒れ)で戦争になりかねない火種だらけだわで、なんとか戦争回避するため、チートレベルな実家と協力しつつ後宮の安定からひいては国家の安定に奔走する話。
    根は純粋で頭もよく顔もいいがちょっと単純すぎて思い込みが激しい残念陛下(別の側室に純情暴走片想い中)に振り回されつつも、そんな陛下を鍛え上げ、心の大親友となった陛下の想い人(清楚可憐ながら芯のあるお嬢さん)の為にも頑張るヒロインは健気で泣けてくるのだが、この話で一番相思相愛なのは多分ヒロインと陛下の想い人の二人ではなかろうか。
    恋愛色は薄めで政治色が強いがあくまでメインは後宮。
    転生や異世界トリップではないので、その辺が苦手な人にもお勧めできる。
    主人公とその実家がチート気味ではあるものの、それなりに理由付けもされており、この手の悪役令嬢ものの中では地に足がついている方かと。
    ただしweb連載上での先を見るに、思っていた以上にファンタジーがベースにあるので、その辺りがニガテな人は避けておいた方が無難。

  • なるほど、昔の少女漫画的キャラ配置なのか。

  • 後宮に入ったディアナ・クレスターは、”クレスター伯爵家共通の悪人顔で何をしても悪く思われる”に苦労している。
    男をもてあそぶ悪女に見えるだけで王や国全体に悪く思われる環境に、読んでてイライラします(特にバカ坊ちゃん王)。
    ストーリーは面白くて★4も、誤解されても当たり前で言葉にしても分かってもらえないから言わない状況・場面にマイナス★1です。読み進めるのが辛かった。
    それに後宮に50人も女性がいて誰にも手を出さないって、そしてそれが当たり前って側室が思うって、それ後宮っていうの?

  • 悪役面家系で顔ぢから半端ない上に、常識的で頭も良い主人公ディアナの後宮奮闘物語(これも読み切りじゃなかった…_| ̄|○)恋バナ要素がディアナじゃなくて脇のシェイラと若気至りまくりな国王ジュークのエピソードって言うのが難だかな~な感じですが。その内ディアナにもフラグ立つのか、まさか刺客のカイとかじゃないよね?とか、番外編の世直し一家物語的なエピソードとか、色々想像の斜め上をいってた一品。これ、ラブコメってカテゴリちがくないか?と一応煽り帯に突っ込み入れておきたい。

  • クレスター家に爵位が与えられて、優に三百年。その間ずっと尻尾を掴ませることなく悪事を続け、莫大な財を為す。
    下手に手を出せばこちらが危うい、正義を全うする者にとっては怒りしか覚えない存在。
    そんな噂の絶えないクレスター伯爵家の末娘のディアナの後宮入りが決まる。
    突然の前王の崩御で若くして王となったジュークは噂を信じてディアナに酷い態度を取り続けるが。

    代々、クレスター家の直系は端正な美形にも関わらず、悪どい企みをしていると見られる外観を受け継ぐ。
    後宮で側室筆頭となったディアナは虐げられた身分の低い側室をフォローし、後宮の平穏を守るために奔走することになる。
    そんな矢先、ジュークが身分の低い側室に想いを寄せて密かに通っていることが発覚。
    またもや、ディアナはそれをフォローして走り回ることになり。
    外見に似合わず、気遣い屋でがんばってしまうディアナをヒヤヒヤしつつも応援してしまう

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