悪役令嬢後宮物語 (アリアンローズ)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 128
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861346385

作品紹介・あらすじ

『エルグランド王国の悪を牛耳る、裏社会の帝王』と悪名高いクレスター伯爵家令嬢、ディアナ。その美貌で老若男女を虜にして弄び、逆らう者は容赦なく叩き潰す…美しく冷酷な彼女を、人は『氷炎の薔薇姫』と呼ぶ-「えぇと、それ、誰の話?」嫌々ながら側室となってみれば正妃候補にされ、当の国王にはいきなり嫌われ、側室同士の勢力争いのトップに祭り上げられ、ついには刺客に命を狙われる…!?人の心を弄びそうに見える美貌-"悪役顔"のせいで、やることなすこと誤解されながらも奮闘する令嬢ディアナの、勘違い系コメディ!ネットで話題の小説、書き下ろし番外編を加えて待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

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  • はははは、これは面白かったよ。悪逆非道面の伯爵一家というのが笑える。それでいて領地や王国のために尽くすのだよ。そのディアナ令嬢が魅力的!後宮の平和のために奔走するが、なかなか可愛いというか、いい奴なんですよ。兄も活躍するぜ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      goya626さん
      そうそうWWDJAPANのメルマガで読んだのですが
      モーニングダイジェスト 2023年6月30日(中村 慶二郎)
      ...
      goya626さん
      そうそうWWDJAPANのメルマガで読んだのですが
      モーニングダイジェスト 2023年6月30日(中村 慶二郎)
      コッソリ転載すると
      "突然ですが、私は将棋の藤井聡太さんのファンです。ファンの間で有名な「AI超えの神の一手」と呼ばれる伝説の一手があります。「棋聖」という重要なタイトルを賭けた対局でのこと。藤井さんが投じた一手は、プロ棋士や解説者から見ても「ミス」と思える一手でした。ところが、その対局は藤井さんが勝利。対局後、対戦相手の棋士は「いつの間にか劣勢になっていた」とコメントしました。
      後から対局を分析すると、勝敗の分岐点となったのは例の「ミス」と思われた一手。最高性能のAIを搭載した将棋ソフトにその一手を分析させると、4億手読ませた時点では5番手にも挙がらない“悪手”と判断されるのに、6億手読ませると突如として“最善手”とされる一手だったそうです。最強ソフトが6億手読んで初めて最善手と分かる一手を、藤井さんはわずか23分の思考で導き出しました。まさに人間の“脳”の可能性を感じさせるエピソードですよね。"

      > 囲碁は一生涯楽しめる趣味でしょうね。
      猫は『白黒をつける』みたいな考え方は苦手なのですが、囲碁は齧ってみたい。
      でも「鏡の国のアリス」を幼少頃に読んでから嗜んでいる(?)チェスは全く上達しないので無理かな。。。
      2023/07/07
    • goya626さん
      猫丸(nyancomaru)さん
      ほうほう、チェスをやられているんですね。なんか優雅。囲碁も優雅という感じがします。将棋はちょっと違う感じ...
      猫丸(nyancomaru)さん
      ほうほう、チェスをやられているんですね。なんか優雅。囲碁も優雅という感じがします。将棋はちょっと違う感じかな。もっとがつがつしてる?いやあ、やっていない者は何とも言えませんね。それにしても、藤井壮太君、忙しそうですね。この間、知らない間に、ニアミスしましたよ。
      2023/07/08
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      goya626さん
      > ニアミス
      へぇ~
      goya626さん
      > ニアミス
      へぇ~
      2023/07/10
  • 「悪役令嬢」なぜ人気? 小説の出版、10年で0→108点に急増:朝日新聞デジタル(2023年6月24日 有料会員記事)
    https://www.asahi.com/articles/ASR6P3W6GR6FUCVL027.html

    涼風
    https://mypage.syosetu.com/216885/

    悪役令嬢後宮物語 | 女性向けライト文芸レーベル「アリアンローズ」公式サイト
    https://arianrose.jp/novel/?published_id=37

  • めっちゃ真っ当でいい人なのにね。
    後宮から始まる物語、お相手のはずの王様は噂を鵜呑みにして毛嫌いしてるし
    これからどうなるの?

  • 後宮の中で奮闘する伯爵令嬢ディアナの物語。
    やる気はないのに、素質あり、有能なディアナにわくわくしながら一気読みしてしまった。
    この先が楽しみな一冊。

  • なろうで最初に読んだ悪役令嬢もの。
    心は優しく聡明(ただしけっこうなお転婆)だが、顔はどこまでも悪役顔なヒロインが、やむにやまれぬ事情で後宮へあがることになったら、何故か正妃代理の位置だわ後宮大荒れ(ついでに国内も大荒れ)で戦争になりかねない火種だらけだわで、なんとか戦争回避するため、チートレベルな実家と協力しつつ後宮の安定からひいては国家の安定に奔走する話。
    根は純粋で頭もよく顔もいいがちょっと単純すぎて思い込みが激しい残念陛下(別の側室に純情暴走片想い中)に振り回されつつも、そんな陛下を鍛え上げ、心の大親友となった陛下の想い人(清楚可憐ながら芯のあるお嬢さん)の為にも頑張るヒロインは健気で泣けてくるのだが、この話で一番相思相愛なのは多分ヒロインと陛下の想い人の二人ではなかろうか。
    恋愛色は薄めで政治色が強いがあくまでメインは後宮。
    転生や異世界トリップではないので、その辺が苦手な人にもお勧めできる。
    主人公とその実家がチート気味ではあるものの、それなりに理由付けもされており、この手の悪役令嬢ものの中では地に足がついている方かと。
    ただしweb連載上での先を見るに、思っていた以上にファンタジーがベースにあるので、その辺りがニガテな人は避けておいた方が無難。

  • なるほど、昔の少女漫画的キャラ配置なのか。

  • 後宮に入ったディアナ・クレスターは、”クレスター伯爵家共通の悪人顔で何をしても悪く思われる”に苦労している。
    男をもてあそぶ悪女に見えるだけで王や国全体に悪く思われる環境に、読んでてイライラします(特にバカ坊ちゃん王)。
    ストーリーは面白くて★4も、誤解されても当たり前で言葉にしても分かってもらえないから言わない状況・場面にマイナス★1です。読み進めるのが辛かった。
    それに後宮に50人も女性がいて誰にも手を出さないって、そしてそれが当たり前って側室が思うって、それ後宮っていうの?

  • 悪役顔の伯爵令嬢が後宮の治安改善に奮闘する様な話。
    カイってもっと子供だと思って
    た(笑)
    後、表紙が意外と気に入ったりw

  • 悪役面家系で顔ぢから半端ない上に、常識的で頭も良い主人公ディアナの後宮奮闘物語(これも読み切りじゃなかった…_| ̄|○)恋バナ要素がディアナじゃなくて脇のシェイラと若気至りまくりな国王ジュークのエピソードって言うのが難だかな~な感じですが。その内ディアナにもフラグ立つのか、まさか刺客のカイとかじゃないよね?とか、番外編の世直し一家物語的なエピソードとか、色々想像の斜め上をいってた一品。これ、ラブコメってカテゴリちがくないか?と一応煽り帯に突っ込み入れておきたい。

  • ウェブで毎週楽しく読ませてもらってて、書籍発売も楽しみに待ってました。
    笑った笑った。
    ただ顔が恐いだけのめっちゃ良い人な悪役令嬢・ディアナ。そして、やっぱり顔が悪役キャラなだけでとても立派なクレスター家の面々。主以外けっこうどうでもいいと思っている強すぎる侍女や闇の人たち。軽すぎる暗殺者に、残念すぎる王様や儚そうに見えて芯は強い令嬢。個性的で面白い登場人物が盛りだくさん。表紙のイラストからして大概可笑しいww

    キャラクターも良いですがストーリーも飽きずにサクサク読み進められます。ただ悪役顔なだけなのに周囲に誤解されまくり、けれど何とか後宮を良くしていこうと奮闘するディアナの姿は思わず応援(・・・同情?)したくなるほど。1巻では王様が本当にダメダメで腹が立って仕方ないですけどね。ウェブの方では今、成長中でましになってきてて、王様以上に腹の立つキャラが出てきているので・・・。2巻は彼女を叩きのめす話でしょうね。続きも楽しみです。

    あと、エピソードではウェブの方では語られてない内容とかも出てきたので、ちょっと変わってくるのかな?ディアナは王様にはもったいなさすぎるので(笑)カイと良い感じになったりするのかしら?彼は自分の素性をまったく話さず、しかも飄々としてて何を考えているのか分からない節があるので謎です。でも私はわりとカイが好きなので王様より断然カイ派です。でもディアナは伯爵令嬢だし、身分が違いすぎますかね。

    ウェブなどで1度読んでいる話は単行本を買う時にすごく迷うのですが、これは書下ろしのページもけっこうあったし、イラストも綺麗で話と合っていたので購入しました。・・・続刊されますよね?2巻の発売を期待しています。

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