5人の王 II (Daria Series)

著者 :
制作 : 絵歩 
  • フロンティアワークス
4.23
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  • 本棚登録 :127
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861346514

作品紹介・あらすじ

緑の王となったセージは、西方の疫病の原因を探るため青の王と共に視察団に同行することになる。憎むと誓った相手にも関わらず、頻繁に『飛ぶ』ようになった過去で若き日の青の王と過ごすうち、お互いを求める気持ちが強くなっていく。『王の禁忌』によって、決して王同士が結ばれることはないと、気持ちを抑え込むセージ。しかし、そこにはある『嘘』が隠されていた。そして、秘めた想いを抱えたまま、妹を守るためのセージが決意したことは、過去に戻って自分を消すことだった-。

感想・レビュー・書評

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  • まぁこうなるとは思っていたけれどサ、赤の王との切ない恋は一体何だったの?ってくらい青一色。かと思えばグリニッジとも!普通なら貞操観念が疑わしくなってくるはずが、セージの透明感・純粋な印象に揺るぎないのが不思議。そしてセージとヒソクの兄妹愛は「相手を思い遣る競争」の様相を呈してないか(笑)?二人とも生き残る道はないのだろうか。王の禁忌の真相が非常にツライ。辛すぎるだろー!

  • 1巻よりさらにBL色薄くファンタジー色強めの2巻。

    過去と現在を行ったり来たりしながら、
    疫病の解決に奔走する話が主です。
    名前や地名をしっかり覚えておかないと
    現在に戻った後の誰のどの話なのか
    若干混乱をきたします。何回か戻りました。

    前代青の王・エール(弟)と現青の王・アージェント(兄)の関係が
    セージとヒソクの兄妹関係に似ていますね。
    そこも二人が惹かれあった部分かな。

    紫の王パーピュア(ウィスタリア)とエールが恋人同士で、
    ルリは以前に黒の女だったけど
    今は青の侍女として召し上げられて、
    アージェントはエールとルリにくっついて欲しくて、
    エールは反対にアージェントとルリにくっついて欲しくて・・・

    あ~、も~、ややこしいよ~~~!!

    漫画だったら顔がついてるから分かりやすいかもしれない・・・。
    青の王は全員「アジュール」って呼ばれるから
    それも余計ややこしいんですよね~。

    でも、把握すれば面白くなってきました。
    初代紫の王と青の王とテンランの話も読みたいな~。

    セージとグリニッジが寝て、緑のティンクチャーが出る話もワクワクしました。
    ティンクチャーって仕組みに無条件で萌えます。
    しかしグリニッジ攻めなのに、王の手がついたら
    「緑の女」なのか・・・何か不思議・・・w

    彼の裏切りは心底ショックだったけどね!

    1巻で赤の王とくっつけばいいじゃん!とか思ってたはずなのに、あのエピなんだったんだって思うぐらい影が薄い。と言うか、無。

    すっかり青の王に魅せられてしまって、
    ほとんど恋愛っぽいエピソードないけど
    かすかに感じる甘さを一生懸命味わいました。

    3巻で久々のエロかなぁ・・・w

    しかし、これ、面白いし、恋愛物だけど、
    BLである必要性は今のところ感じません。
    セージは女でもいいんじゃないかな。

  • 緑の王として即位した受が、自分の統治する西方で発生した疫病事件について東奔西走する話がメインでした。
    相変わらず恋愛色は激薄味のおかゆ状態なんですが、内容はなんとも面白い。
    ですが、前回わかりにくいと書いた、過去と現在の書き分けは更にわかりにくくなり、何だかもう頭がこんがらがって何度もページを遡る始末。
    ずっと受がタイムトラベル状態になっていて、時間軸がさっぱり分からなくなって混乱しました。
    作者の中では描けているであろう世界が、読者には見えづらい。
    その辺の描写が非常に不親切な上、文章表現が巧みとは言い難い作家さんなので、ところどころ誰が喋ったセリフなのか分からない、誰の行動なのかが分からない、という致命的な部分もいくつか。
    章ごとに場面転換するわけでもなく、次の行からいきなり過去に行ってたり、現在に戻ってたり、おまけに1人称なのに誰の視点なのかすらもわからなくなってしまったり。
    1人称で書くには力不足と言わざるを得ません。
    ただ、それを我慢してでも読みたいと思わせる勢いがあります。
    ぐいぐい引きつけてくるので、先が気になって仕方がないんですよね。

    そしてついに疫病の原因を突き止めたんですが、そこでまさかの展開。
    えええぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇぇぇええええぇぇぇ!?
    と思わず叫びました。
    そう来る? そう来ちゃう? え、え、嘘って言って、私結構このキャラ好きだったんですけど!? のまさかの裏切りです。
    この男が裏切るだなんて、誰が想像したでしょう……衝撃的すぎて、どうせ敵を欺くにはまずは味方から、な展開なんでしょ、うふふと思ったものの、ガチで裏切りでした。
    受と同様、かなりのショックを受けながら読み進めると、気がつけば受と青の王との恋愛話になっていて、あれれれれ……?

    タイムトラベルの絡繰りについては、詰めが甘い為か矛盾も生じていてツッコミ所満載な感じではあるのですが、その辺に目をつむったら楽しく読めます。
    今回の巻は受の気持ちがフラフラすぎて、何だか少し青の王が不憫にも思えるのですが、受の年齢と境遇を考えると、それも仕方のないことなのかもと思いました。
    赤の王の存在については完全に空気になっちゃったので、恋のトライアングルを楽しむまでもなく、ただの当て馬終了ということで良さそうですね……。
    次回で決着がつくの? というくらい色々と拗れてますが、どんな結末か楽しみにしながら3巻に突入したいと思います。

  • 2巻も要所要所で萌え転げた…。1巻で緑の王になってしまったセージと青の王の恋って前途多難というか、悲恋にしかならなくない?って思わせておいて、ちゃんと「王の禁忌」を納得の行く形で解決してきたので、上手いなーと。一方で、セージはヒソクへの拘りを捨てきれず、今度はそれが原因で色々と物事が上手く進まないのだけれど、細かい描写の拙さは相変わらずなのだけれど、物語の筋としてはすごく良く出来ている。ただ、やはり文章力が追いついていないので、過去にポンポン飛ぶこの2巻は理解をするのが大変。

    この巻では自分の気持ちを認めてデレまくるセージと、過去の経緯が明らかになってもなおデレないアージェントの対比が良い。3巻ではちゃんと幸せになってくれるよね…?!

    ところで、1巻ではセージにとって大事な人だったはずの赤の王は完全に空気。この作品は、ものすごく練られた舞台設定と、それに反して行き当たりばったりな人物関係、ぬるいキャラ設定などなど、非常にアンバランスで興味深い。

  • 2巻です。セージの運命が壮絶で息もつけぬうちに読了… やっと謎が明かされてきて繋がっていく物語、セージの想いが、青の王の想いが切なくて… 愛し愛されている2人を嘲笑うかのような過去に未来に翻弄されるセージたち。2人にとってどんな未来が救いになるのか自分の想像力では追いつかないです。もうちょっと頑張ってくれるかなぁ、と思った赤の王。全然出てこなかったなぁ… まぁ、青の王がカッコいいから仕方がないですね!

  • BL色よりファンタジー色が断然強い2巻目でした。
    セージがタイムトリップできる特殊能力の持ち主なので、時代がいきなりあっちこっちに飛んでややこしいですね。妹は星見で予言ができ、セージは過去に行くことができます。過去に行くことで未来を変えることもできるみたいで、ドキドキします。ウィロウが巻き添え食ってて面白かったです。
    過去に行くことで運命が変わったり、真相を追究する描き方のうまさが、韓ドラ「ナイン」を思い出させました。

    セージが妹を守りたかったように、青にも守りたかった弟がいたんですね。そして紫とルリが好きだった相手も判明。三角関係…!

    セージは年齢的にも未熟さいっぱいなのに、いきなり王になってハラハラさせられましたね。でも、自分の気持ちに素直なかなり斬新なやり方で西方の疫病による暴動を切り抜けようとしていて、いい緑の王になってます。周りは振り回されっぱなしだけどwww
    最終的に自分を消そうとしてるのに、目の前の危機から目をそらすことはできないなんて…

    ただ、そこで何故グリニッジとデキるんだ?と驚きました。確か、赤がすごく好きって言ってなかったっけ?で、その赤がとうとう出てこなくて残念でした。グリニッジは緑の女にされた後、緑が青を好きなことを知ってしまってから寝返ったので、まだまだきっと何かあるだろう伏線だと信じてます。そうでないと、あまりにもセージ気が多くてww

    青は過去に何度もセージとめぐり合ってますね。セージは青が好きなのは妹だと思い込んでいるけど、絶対青はヒソクがセージだと気がついてるはず。

    だけど、セージの特殊能力が弱っている模様。妹を助けようとタイムトリップのやりすぎです。充電するには青の王とHして力をもらえばいいわけで、王と王は交わってはいけないという掟も偽りだったのだから、もう悩む必要も無いはずなんですけどね。
    「抱かれたいのなら、私を愛しているふりをしろ」とかって…!切なさMAXでした。
    何か、心がすれ違ってますね。

    セージの愉快な仲間たちがよかったです。ウィロウは言うまでもなく面白いし、パーピュアも負けず劣らずいい性格してて大好きです。ガゾンも寡黙で存在感なさそうで意外にツボなキャラでした。

    どう物語が収束するのか、伏線も大量なので期待して最終巻読みたいと思います!

  • うわー!混乱するー!
    読み終わっての正直な感想です…

    前半は頻繁に「飛ぶ」ので時系列がよくわからなく
    ん?ん?ってなり途中中断して休憩入れながらじゃなければ読み進められなかったけど、中盤から後半にかけ夢中になり読んだ。

    緑の王となったセージ。「飛ぶ」ようになった過去で若き日の青の王と過ごすうちお互いを求める気持ちが強くなっていく。
    しかし、「王の禁忌」によってこの想いは叶わない…
    が、飛ぶうちに隠された過去を知る。

    セージの行動にイライラ〜したり青の王が可愛く見えたりといろんな意味で疲れ時間がかかって読み終わった2巻だった。
    青の王の「長かったな」のセリフにはうるうる。
    最後のセリフ「望みどおり、お前を殺してやる」
    えええ⁉︎
    切ない展開で最終巻へ続くけどまったく結末が予想できないので最終巻読むのが楽しみです。

  • わーかーりーにーくーいー
    この設定がキモなら、そこを分かりやすく書かないと台無しじゃないかと思うけど。。。
    いっそ番号でも振って、時系列を説明してほしかった。
    赤の王はどこへ行ってしまったのだ(笑)

  • 前半は1巻と同じように場面が飛ぶとわからなくなっていたけれど、後半になるにつれてグイグイ引き込まれた。この運命はどうかわるんだろうとドキドキ。3冊目が早く読みたい。

  • 緑の王となった美しい緑の瞳を持つセージ。もうBLなどは吹っ飛んでファンタジーの世界へどっぷり。唯一のどひゃ〜!なグリニッジが緑の女になったことも(あえて歪曲な表現)、後に大きな意味を持ってくることには感嘆。過去と現在を行き来するセージに振り回されつつ、疫病の原因と収束、王同士の恋の禁忌が偽りという衝撃、青の王の記憶を消さなかったエピが胸に迫る。彼の「長かったな」の台詞に涙。そしてセージの新たな志(奴隷制度廃止)を聞きめまい。とどめは青の王「望みどおり、おまえを殺してやる」うわ〜ん(T . T)

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