誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウェディング~ (アリアンローズ)
- フロンティアワークス (2013年9月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861346576
作品紹介・あらすじ
貧乏貴族令嬢のヴィオラに超名門公爵家の美形当主、サーシス様から縁談が舞い込んだ。何もかもが不釣り合いなこの縁談に首を傾げるヴィオラ-そんな彼女に、公爵様はとびきりの笑顔で言い放つ。「私はお飾りの妻を欲しているんですよ」…え?コノヒト、今なんつった??『衣食住は完全保障』『跡継ぎ不要』『社交自由』『愛人を作ってもOK』-各々の思惑により、契約から始まった結婚の先に待つのは幸福か不幸か!?ま、なるようにしかなりませんけど。貧乏令嬢と旦那様の"契約"ウェディング・コメディ!ネットで話題の小説、書き下ろし番外編を加えて待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
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貧乏貴族の令嬢のヴィオラは、超有力貴族のイケメン当主と契約結婚をする。当主のサーシスには踊子の愛人がいて、そのカモフラージュのために、ヴィオラの家の借金を肩代わりする結婚を持ちかけたのだ。ここからの展開は予想がつくかな?そうそう、ヴィオラは当主なんかお構いなしに、フィサリス家の執事や侍女、庭師らと仲良くなってしまって、くるくると彼らとともに働き、賄を食べ、家の中を一変させてしまう。そのうちに当主のサーシスの方がヴィオラに惹かれるようになってしまうが、ヴィオラとしちゃあ「は?」てなもんですよ。サーシスは愛人にも愛想をつかされてしまって、どうするどうする?イケメン野郎が微妙な立場になるのが面白い。
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物語は面白いんだ
二人の温度差が
でも、ずっと主人公の一人称だから
だんだん疲れてきちゃった(-ω-;)
とりあえず契約内容変更で、一応落ち着くとこに落ち着いた感じなので
今後どうなるか続きは読んでみようと思う -
ヒロインは凄くいい子なのに、ヒーローがあかんわ。おめー、土下座して結婚相手として見てくださいっても許されないわ。いくら契約結婚とはいえ、バカにするにも程がある。ヒロインは公爵婦人として使用人と仲良く生活してくださーい。
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愛人が本命とのたまう旦那と契約結婚して、旦那不在の本宅ライフを満喫するヴィオラ目線の本編と、坊ちゃんな旦那サーシス目線の番外編で、なんと終わってなかった一巻目。読み切りかと思って買っちゃったよぅ。ヴィオラが着々と本宅の使用人の皆さんとなじんでいくテンポの良さが読みやすい。しかし、サーシスのキャラが微妙…なんだけども。一応、続きは買うかな~。
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2021/11/21
Kindle Unlimitedで。
なろうで一番最初にハマった作品じゃないかな⁇
テンポの良さとヴィオラのサバサバした性格が好き。
ここからラブラブ夫婦になるまでも楽しみ。 -
コミカライズをちらっと読んだときに面白いなと思ったので読んでみた。コミカライズの時は情報が整理されて描かれていたので特に気にならなかったのだが、原作は主にヒロイン視点で描かれていることもあるのかヒロインのモノローグがすごく賑やか。このヒロインの悟ったような淡々としたスタンスは見てて清々しいくらい。旦那の方は心変わりしたので、ここからどう頑張って空回るのか楽しみ。
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カモフラのためのお飾り妻になったはずが、いつのまにか旦那様に大事にされ始めて… 愛人と別れたのに、ヴィオラになんとも思われていない旦那様。この温度差がどうなるかなー。
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ずいぶん前に買って読んだ本で、久しぶりに読み返してました。
ラブコメなのでというのもおかしいですが、ロマンス要素はほぼないです。
というか1巻はほとんどラブの気配すらない感じです。
4巻まで出ていた時に買ったのか、4で終わりのつもりでいたら、
9巻まで出てるんですね~。びっくりです。
4巻までの印象としては、4でやっとラブの気配がするかな~という感じ?
それまではヒロインがなかなか目覚めません。
個人的にはむしろそれが面白くて好きなんですけどね。
序盤のダメヒーローっぷりの分だけ、しっかり待たされたらいいと思います。
ヒロインが明るいし、サブキャラ達も好意的で雰囲気がよいので
悲壮感なく楽しめるかと思います。 -
貴族(貧乏)令嬢と公爵(美形・エリート)との契約結婚もの。借金肩代わりと引き換えにお飾り妻になる契約を結ぶヒロイン。これが本当にお飾り妻な所が面白い。恋愛要素はほぼゼロながら、ヒロインのほんわかポジティブさにどんどん引き込まれる。残念なヒーローが真のイケメンになるのはいつ!? 続巻が楽しみ♪
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【図書館本】良くも悪くもネット小説。ですます調の文体が苦手に思ったのと、異様にテンション高くてついて行けなかったけど、スルスルと読めてしまう。さすがネット小説。行間や記号の使い方、語彙のチョイスもネット小説らしく、書籍としてはどうかなぁ……と思いつつ、話の流れは嫌いじゃないので続きも読んでみる。