ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです 1 (アリアンローズ)
- フロンティアワークス (2014年8月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861347276
作品紹介・あらすじ
「攻略対象全員ヤンデレの乙女ゲーム世界に転生!?よりにもよって!?」婚約者の絵姿を目にした瞬間、私-リコリスはとんでもない記憶を取り戻してしまった。どうやら私は、記憶を持ったまま転生してしまったらしい。それも『ヤンデレ系乙女ゲー』の世界に!この記憶が確かなら、ゲームの中での『リコリス』もヤンデレだ。ヒロインをいじめまくり、周囲を傷つけ、最後は婚約者に刺されて…ってそんな人生お断り!私は絶対、幸せになりたい!決意を固めた私の前に、将来のヤンデレ?婚約者・ヴォルフが現れ…!?ネットで大人気!ヤンデレ系乙女ゲー・ラブミステリーが、書き下ろし満載でいよいよ登場!
感想・レビュー・書評
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WEB版既読だけど、加筆&書き下ろしありでうれしい。乙女ゲーの悪役令嬢転生もの。攻略対象・悪役令嬢みんなヤンデレってなかなかすごい世界。リコリスが世話焼きかわいい。相手を思って泣けるいい子。リコリスとヴォルフのふたり、すごく好き。お父様とシェイドの思うところのやり取り、よかった。この子たち、年齢以上に大人びてるわ。色々乗り越えてきてるしな。
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異世界転生もの。前世の記憶をうっすら持つ公爵令嬢が幼少期に今生がヤンデレだらけの乙女ゲームの世界で自分が悪役令嬢であることをはっきり思い出し、破滅ルートを回避するために頑張る話。
「ヤンデレ」とあるから内容はドロドロしてるのかと思いきや、ほのぼのしている。ざまぁ展開なしなので安心して読める。Wヒロイン。 -
リコリスたん可愛い。
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幼い頃から不思議な違和感を覚えていた10歳の公爵令嬢リコリスは、ある日同い年の婚約者ヴォルフの絵姿を見て自分がヤンデレ系乙女ゲームの世界に転生した事を知ります。
ゲームでは成長したヴォルフがヒロインと結ばれると、婚約者だったリコリスは殺害されてしまうメリーバッドエンドが存在した筈ーー。
死亡フラグを折る為、リコリスの奮闘が始まります。
実は「乙女ゲームの世界に転生」という設定小説を良く見掛けますが、正直な所、荒唐無稽だと思っています。
フィクションの小説では何でもありとは分かっていますが、まだ「乙女ゲームの世界観に似た世界に転生」という設定の方が、自分は素直に受け入れられるかもしれません。…とはいえ、興味本位でついつい読んでしまうので説得力は皆無です。(^_^;)
ヒロイン達が10歳前後の子供なので、微笑ましくて可愛かったです。
書き下ろし宰相補佐官視点の番外編は正直、流し読みに近い形になってしまったのですが、リコリスとヴォルフの婚約事情について大人視点の説明で補足されたのは良かったと思います。
欲を言えば、リコリスと初対面した時のヴォルフ視点を詳しく読みたかったです。
攻略キャラだけがヤンデレかと思ったら、周囲の大人もヤンデレだった事に驚きつつ徹底してるなーと感心しました。
リコリスの行動によって少しずつゲームとは違う展開に変化していく様は安心出来ます。 -
リコリス・ラジアータ公爵令嬢は気が付いた。前世でヤンデレ乙女ゲームのライバルキャラに転生している自分を…。
本編は加筆増量し、書下ろしも加わってネット読者にも読み応えたっぷりなお得な一冊です。
特にネット版と違い、リコリスが意図せず転生をにおわせてはヴォルフとシェイドの感情を煽る場面は素晴らしい。
宰相補佐視点の書下ろしは評価4くらいですが、ネット読了済みでも何度も読み返してしまう面白さは、評価5です。 -
なろうで好きだったので買ってみた。挿絵にも特別違和感なかったので良かった。
加筆が多くて嬉しい。特に好きなシーンが後半なので次巻待ち。
おもしろかった。