ばら色の研究と花喰らふきみ (Dariaコミックス)

  • フロンティアワークス
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (139ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861347498

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。表題作は人間同士だけど受けがバラを食べるっていう設定があり、現実の中にファンタジーが組み込まれてる話だった。朝とミーチャも少々収録されていたが、後々単行本としてまとまってる人気作なのでそちらもぜひ手に取りたいと思った。ビリバリ先生の作画と雰囲気と世界観が好きです

  • 『WOLF PACK』が良かったため購入した、同作家デビュー作の短編集。
    表題作『ばら色の研究~』は、幼少期より薔薇屋敷に住む初恋の君のために発光する薔薇の開発に勤しむ研究者×花を喰って生きる一族の一人息子。
    他、『先天性WILD!』男バレの節操なし後輩×ピュアわんこ系主将/『so happy?』元嫁の浮気相手(?)を突き止め文句を言いたかった男×元嫁曰く浮気相手(?)であるホスト/『朝とミーチャ』Mのロシアンハーフ×Sの地味ストイック、の計四本立て。

    『ばら色の研究~』:あとがきに一族の始まり的なものは記されていましたが、この花を喰う一族は吸血鬼がモデルなんでしょうか。愛を知れば薔薇からも精気を獲られる設定もあるので、発光は愛によるものなのかも。
    蜂須川氏は多分歳上受けなんですかね? ご両親の肖像が還暦超え当時のものなんて流石に信じない……と思いましたが、ファンタジーだしなあ。ですが、優美な一族に仕え張り切っていた画家が多少記憶で盛った説もありありなので否定しきれません。どっちも良いです。
    『先天性WILD!』:中では一番コテコテなBLの印象です。
    脊髄反射より無法地帯のが言い得ている。苦手なタイプの攻めですが、どちらかといえばけしかけた攻めが受けに絆されているのでスルメかもしれない。
    『so happy?』:読み終えたときにタイトル通りすぎてわけがわかんなくて好きです。気づいたときにはゲットされていた……元嫁の証言はなんだったのか……夢女の妄言だったのか、適当にでっち上げられた結果が底なし沼の襲い受けだったとか……? 連れ込みから計算だとしたらこわい。
    『朝とミーチャ』:二人は出会ってからお互いに対してSMが入れ替わった(根っこの性質はこちら)ってパターンなのかな、と思いました。今は連載版の単行本があるようなので読みたいと思います。

    短編集ではありますが、短い中に上手く纏まっているため満足感はそれなりにあります。
    特典ペーパーは『光る薔薇実食』。

  • 2014-11-6

  • 絵がきれい。
    雰囲気がちょいレトロかなーと思ったけどそうでもないか。
    ちょっと残念な美人が好きならツボだと思う。

  • きれいだな、と思って表紙買い。
    きれいなものは良いものです。
    表題作の他にもいくつか入っててちょっと物足りない感じではある。
    朝とミーチャも収録。ミーチャきれい。

  • 面白い短編集だった…!表題作のばら色の〜はどこか不思議でノスタルジックな雰囲気が素敵だった…!個人的には、書き下ろしの枯れたリーマンとイケメンホストの話が割と気に入ってます。朝とミーチャも収録されていて、6年後になるとなんか安定感のあるカップルになってて、しっかり朝ちゃんがSでミーチャがMだった。書き下ろしの高校生編は2人とも周りから浮いてて、本編よりも2人の世界で生きててとても危うい感じがした。

  • 巻末収録『朝とミーチャ』の、朝ちゃんとミーチャの依存度高さが危うくて好き。凸凹がぴったりハマって二人だけの世界、と言う感じが凄く出ている。「僕はミーちゃんの入れ物 ミーちゃんが僕の中身」と言うモノローグの短文が素晴らしい。

  • 絵がめっちゃ綺麗で好み!カラーも素晴らしい!!!!!今後の作品楽しみー!!!

  • 「光る薔薇」を研究する葛ノ葉は、資金援助を申し出てくれた蜂須川という男の屋敷へ赴く。だが、そこは幼い頃、初恋の少女に失恋した苦い思い出の場所だった。しかも、彼女と同じように《薔薇を食す》蜂須川の姿に、彼が初恋の相手だったと知る。『花を喰らふ者』の蜂須川から、葛ノ葉の開発する「光る薔薇」を食べるのが夢だと告げられ、彼のもとで研究することに決める葛ノ葉。だが、蜂須川の背負う運命と、彼を知るごとに芽吹きそうになる気持ちに葛ノ葉は——…

  • 絵がとてもきれいで繊細ですてきです。デフォルメの顔もかわいいと思います。
    表題作は前後編でオチまできれいにまとまっているし、ここまで華やかな絵柄なら、このくらいさくさく進む話でバランスがいいと思います。
    しかし、私には話の展開が早足に感じ、もう少しじっくり進む方が好みだなと思いました(^_^;)

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