魔導師は平凡を望む 7 (アリアンローズ)

著者 : 広瀬煉

• フロンティアワークス (2014年12月12日発売)

作品紹介・あらすじ

異世界トリップした魔導師ミヅキは、大国キヴェラに勝利し、ゼブレストには平穏をもたらした。そんな中、緩やかな時間を味わう余裕はないとばかりに舞い込む新たな問題-それはゼブレストの隣国ノーランドの姫とルドルフの政略結婚だった!?ゼブレストに突如起こったこの珍事をなんとか乗り切ろうと画策するミヅキ達。しかし、ワガママお姫様はルドルフではなくセイルに一目惚れをしてしまって…!?ドS魔導師が送る異世界ファンタジー、待望の第七弾、ここに登場!

感想・レビュー・書評

[かりおんさんの感想 · 2015年7月31日]

今回はルドルフの元に嫁の押し付け的なアレで
容姿だけの馬鹿な姫がやってきて
でもその護衛のセイルに一目惚れしちゃって猛アタック．
でもセイルには婚約者（）ミヅキが．
偶然（）その場に居た他の婚約者（）共々ミヅキを貶す馬鹿娘．

というわけで今回の標的はバカ姫と
姫という重要人物をバカに育ててしまった輩達．
自業自得だな．
なぜアイツを敵に回そうと考えてしまったのか…．

彼女の愉快な仲間たちの活躍に今後も期待．
あとなんだか愉快な仲間たちで世界征服も夢じゃないぞ！

[kina-koiさんの感想 · 2015年5月2日]

ルドルフ王目当てだったのにセイルに粉かけて、さらには虚偽の既成事実をネタに婚姻を迫る勘違い王女を、ミヅキがしめる話。ホラーな砦も第二弾。相変わらず楽しかった。
番外編｢傍観者(仮)の憂鬱｣エリュシオンとグレン視点。
後半は双子と、新登場のセイルの副官ユージンや、キヴェラからはサイラスと美形増量。
ネット読者にも嬉しい全編書き下ろしです。

[叶圭さんの感想 · 2014年12月20日]

キヴェラ編が一段落した後のとある小国を中心とした一騒動。書き下ろしですが、後のサイト更新でも出てきた新レギュの初登場も兼ねているのかな。ワンパターン化してきましたが、それも含めて安定したおもしろさでした。