ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです 2 (アリアンローズ)
- フロンティアワークス (2015年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861347627
作品紹介・あらすじ
攻略対象全員がヤンデレの、『ヤンデレ系乙女ゲー』の世界に転生してしまった私、リコリス。婚約者ヴォルフ、弟シェイドの『ヤンデレ化危機』を乗り越え、魔法学園へ-それから五年。とうとうゲームヒロイン『リリィ』が魔法学園に現れた。清楚で可愛らしく、非常に高い魔法の素養を持ち、ヤンデレから惚れられることにかけては超一流のヒロインが。彼女に恋をすることで、攻略対象は病んでしまう。もしもヴォルフがそうなってしまったら?そんな不安を抱える私の前に、まさかの『隠しキャラ』が登場。学園中が大変なことに…!?ネットで大人気、ヤンデレ系乙女ゲー・ラブミステリー第二巻が、大幅加筆でいよいよ登場!
感想・レビュー・書評
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これ、続くの?ってのが読了後の感想。ここで終わりでええやん!ヤンデレ乙女ゲーでの死亡ルート回避して、一安心やん!
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本編は学園にヒロインが編入してきて…、一応の決着も付き、なぜこの乙女ゲームができたかの謎解きにもなっている。
ここで完結になっていてもいいと思うが続くもよう。
1巻でリコリスが転生をにおわせてヴォルフとシェイドが戸惑う場面が追加されていたが、今回はそんな場面無し(お気に入り場面だったのに残念)。ヴォルフやシェイドよりリリィのヤンデレ具合の方に比重がいってる気がする。
1/3は完全書下ろしの番外編2本。リコリス以外の視点。
『リコリス・ラジアータは孤高の人か、否か』
『空青く、緑鮮やかな』
イラストは、硬さはあるがイメージは良くつかまれている。きちんと成長している主人公たちがいい。 -
魔法学園に入学したリコリスとヴォルフは17歳に、シェイドは16歳に成長していました。
そして遂に、ゲームヒロインであるリリアムが学園に編入してきます。果たして、リリアムが結ばれる相手は誰なのかーー。
リコリスとリリアムの名前が同じ「リ」で始まるので、最初は混乱してしまいました。
他に候補はなかったのでしょうか…。(^_^;)
成長したヴォルフとシェイドが物凄く格好良くなっています(笑)!
ビジュアルはシェイドが好みですが、成長したヴォルフが常にリコリスの斜め後ろを忠実な騎士のように歩いたり、幾度となく床ローリングしたくなるような台詞を口にする度に萌えました…。
ヴォルフもシェイドも少年期をリコリスに救われてるから、もうベタ惚れです。
リコリスがゲームの舞台として数々のフラグが発生するであろうと構えていた学園でのメインストーリーに決着が付き、ゲームのメインストーリーは終わりを迎えます。
リリアムが選んだ男性がある意味コア過ぎて驚きました。
最後の最後で、リコリスはこの世界の「ある可能性」に気付きます。
…成る程。
だから、タイトルが『〜しまったようです』になる訳ですね。
誰しも自分の人生の主人公であり、リコリスは数ある可能性の中から「今」を導いたという事ですね。
リコリスがヒロインの乙女ゲーだとしたら、間違いなくトゥルーエンドなのだと思います。
書き下ろし番外編では、本編の回想で出てきたソレイナ先輩も充分にヤンデレである事が分かります。
登場キャラが徹底してヤンデレであるこの作品は本当に凄いです。
ちなみに、後に友人となるツンデレな同級生も登場します。
3巻に続くようですが、書籍に載らなかった番外編や書き下ろしで構成されるのでしょうか。
リコリスとヴォルフがもっといちゃいちゃしている姿を見たいです! -
好きなシーンが出てくるので楽しみにしてた。加筆も多くてうれしい。
リコリスとヴォルフ好きだなー。
これで終わりかと思ってたら「次巻へ続く」の文字が…続くのかー!楽しみ。 -
第2弾。ネット小説を読んでいた人間にとっては、半分近くが新しい話なのは嬉しいかぎり。もうちょっと、リコリスとヴォルフの仲睦まじい話が読んでみたかったかも。