- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861347887
作品紹介・あらすじ
バラクシン第四王子フェリクスとその婚約者サンドラの御伽噺に巻き込まれたミヅキとエルシュオン。当人達に悪意は無かったが、二人は礼儀知らずの彼らに王族としての現実を思い知らせ、粉砕した。終わったかに見えたバラクシンでの一件。しかし王子を操った犯人を辿ると、バラクシン王家と敵対する諸悪の根源、教会派の存在があった。自分だけではなく、エルシュオンにも向けられた教会派の悪意をミヅキが見逃すはずはない。やがて協力者となる人物も加わって…!?ドS魔導師が送る異世界ファンタジー、待望の第九弾、ここに登場!
感想・レビュー・書評
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表紙にも登場の『聖人』がいい味出してます。バラクシンの教会派貴族を〆る協力者に(無理やり)される良心的な幹部なのに、ミヅキのせいで斜め向うに壊れるかわいそうな人。教会としての結果はいいが聖人にはされるし、ノリがいいのがミヅキ的にはバッチリ?聖人的にはガックリ?
全編楽しそうなミヅキのお仕置きに、エリュシオン王子も珍しく全編出場で美味しい一冊です。親猫扱いがドンドン他国にも漏れてます。
番外編1『結果を出すには裏工作が必要です』バラクシンにて、カトリーナからフェリクス王子を強制的に母子離れさせる=カトリーナをミヅキがざまぁする話。
番外編2『変わらぬもの、変わりゆくもの』キヴェラにてサイラス視点の7巻の後日談。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回に続き,ちょっと(?)馬鹿な国にお仕置き.
いや,悪戯?
まぁそんな感じで.
そうなることを望んだとはいえ
思惑通りに動いてくれる馬鹿とかいいおもちゃですね.
何人かまともな部類の人間を共犯者に引き込んだり.
うん,面白かったよ.
お仕置きは次巻まで続くみたいですね.
「民に慕われている」と言われた彼らが
「本当に民に慕われているのか」を確認するイベントとか.
どうなるのかたのしみだなぁ~.
みんなになんだかんだで好かれてる魔王陛下も良いね!