人魚の鱗 (Short Fantasy Storiesファンタジーの宝石箱 vol)

著者 :
制作 : 産経新聞文化部 
  • ぜんにちパブリッシング
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861360367

感想・レビュー・書評

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  • 「うさぎとかめ」のつづきがありました。道徳に使おうと思って借りたんですが,他の短編も有名な人がうまくまとめて書いていて,ゆっくり読みます。他のもネタに使えそうだしね。

  • 第Ⅰ章 いつもとなりに君がいる
    「「このドア、キケン?」」     あさのあつこ
    「でぶら」             姫野カオルコ
    「信也とテツ」           香月日輪
    「千匹のオニが笑った」       河原潤子
    「朝起きて、ごはんを食べよう」   石井睦美
    「ばけニンゲンいなったるぜ」    光丘真理
    「かんたとモンタ」         長谷川摂子
    「ごめんね」            風野潮
    「ふたりのムック」         東野せい子
    「ミナミさん」           川上弘美
    第Ⅱ章きらきら家族
    「アサガオが枯れた」        松原由美子
    「通知表」             野村一秋
    「僕の犬」             川口マーン恵美
    「おかあさんのホクロ」       宮川ひろ
    「星とりの夜」           小沢章友
    「お兄ちゃんごめんね」       浜野卓也
    「キュウリくん」          今江祥智
    「ペチュニアビヤホールはこわいよ」 松谷みよ子
    「公園」              木坂涼
    「パッチワーク」          笹倉明
    「ケーキをたべましょう」      みやもとただお
    「おまじない」           内海隆一郎
    第Ⅲ章秘密の小部屋
    「人魚の鱗」            加門七海
    「ねぼけキララ」          志茂田景樹
    「空へ」              竹内もと代
    「あそぼ、アソボ」         薫くみこ
    「ゾウのトコトコ」         前川康男
    「森のコップやさん」        東菜奈
    「カメの反省」           さなともこ
    「退場猫」             佐々木赫子
    「ダンゴムシだんごろう旅日記」   みおちづる
    「ネコとネズミ」          秋川三鬼
    「コンタの仲間たち」        黒井千次
    第Ⅳ章いつかみた風景
    「向かいの丘の向こうがわ」     佐藤さとる
    「雪の朝」             阿刀田高
    「紙たちのお話」          多田容子
    「人さらいの季節」         加藤純子
    「まねっこごっこ」         正道かほる
    「ちゅうくらいのこいのぼり」    敷村良子
    「とのさまのたてた家」       岩崎京子
    「春の花畑」            有吉玉青
    「やぶけたもうふ」         川村たかし
    「ドーナツと雨音」         小池昌代
    「黒い木馬」            江崎雪子
    「だあれ?」            山末やすえ
    「空を見上げて」          横森理香

  • 新聞に連載されていたものをまとめたもの、らしいです。
    どうりで、ひとつ4ページ程度という短いものばかりだ、と。

    どこで止めても大丈夫、短い時間でも読めます…なのですが
    ある意味、どこでも止められるから読み止まらない、という問題も。
    主人公が子供だったり、動物だったり。
    よくこの短い間で起承転結が入るな、と。
    ここで終わり!? というものもありましたがw

    さすがに45人も書いているので
    知っている名前がちらほら、していました。

  • あさのあつこさんから始まり、児童文学作家だけでなく、一般文芸のほうでも活躍されている方が大集合。いろいろな作家さんのいろいろな話を読めるという点は魅力的だが、中身のほうは玉石混交。ほとんどのものが可もなく不可もなくか、いまいちで、わざわざ他館リクエストかけてまで取り寄せるほどではなかったなあ……残念。もちろんきらりと光る面白いものもあったけれど、それが少ないだけにかえって目立っているような(苦笑)。これを読むと、ショートショートの難しさがよくわかる。

  • 沢山の作家さんからなる短編集。子供向けの童話のような話が盛りだくさん。どの話も3,4ページで終わるような短い話で作家さんの個性が出ていたかと。個人的に好きな話は、「公園」、「人魚の鱗」、「ドーナツと雨音」ですv

  • 表紙がきれい!
    人魚の鱗の正体に なるほどなぁって。
    好きな話は 「ごめんね」指がいいね。

    「アサガオが枯れた」こんじょうがないってのに笑った。
    なんだーみんなそうだったのねぇって 思って ほのぼのした♪  
    「通知表」わぁ。逆なのねってかんじで ちょっとこわいかも?

    「お兄ちゃん ごめんね」 なんだかあったかいね。ラストの4行がいいね。
    あと一番 すきなのは 「カメの反省」かな。
    花とストップウォッチと万歩計にやられたなぁ。(。-_-。)

  • 表紙につられて立ち読みしてました。
    わずか3ページぐらいの、すぐ読めるお話集。
    短いのにすごく暖かいものがこみ上げてきました。
    下手な小説1冊読むよりこの本の話1つ読んだほうが絶対いい。

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著者プロフィール

加門七海
<プロフィール>
東京都生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。自身の心霊体験をもとにした怪談実話でも人気を博す。小説に『203号室』『祝山』など、ノンフィクション・エッセイに『大江戸魔方陣』『お咒い日和』『墨東地霊散歩』『加門七海の鬼神伝説』など、怪談実話に『怪談徒然草』『怪のはなし』など多数。

「2023年 『神を創った男 大江匡房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加門七海の作品

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