四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)

著者 : 渡辺明

• 浅川書房 (2005年6月30日発売)

感想・レビュー・書評

[gyamanさんの感想 · 2019年1月27日]

学術書です

[mobius81vipさんの感想 · 2014年12月18日]

四間飛車対居飛車穴熊の定跡書

第1章　無敵の四枚穴熊
第2章　動く振り飛車
第3章　力の4四銀型
第4章　技の3二銀型
第5章　守りの5四銀型

渡辺調の結論を断言する解説が非常にわかりやすい
第1章と第2章は「序盤の常識編」、双方の「正しい駒組み」を解説
第3～5章が本書の中心で、プロレベルの戦いを詳しく解説
△４四銀型、△３二銀型、△５四銀型、全てに対応できる。

居飛車穴熊党としては必須の一冊
本書を読めば、ノーマル四間飛車に負ける気がしなくなります。

先手番のみなので、後手番の駒組みや、もっと詳細な解説が知りたいなら
『四間飛車激減の理由』をおすすめ。

[izumi-bookさんの感想 · 2010年2月19日]

渡辺明永世竜王による居飛車穴熊の定跡本。（＾＾；

私のような低級者にもわかりやすい内容でした。（＾＾；

著者プロフィール

1984年東京生まれ。将棋棋士。1994年、奨励会入会。2000年、史上四人目の中学生棋士となる。2004年、棋界最高位の「竜王」を獲得。2008年、五連覇を果たし初代「永世竜王」の有資格者となる。以降、九連覇を達成。2013年、「王将」「棋王」を獲得し、三冠王となる。さらに2017年、棋王戦で五連覇を果たし史上二人目の「永世棋王」となる。趣味は競馬とフットサル。著書に『四間飛車破り』（全二巻、浅川書房）、『勝負心』（文春新書）、『渡辺明の思考：盤上盤外問答』（河出書房新社）等がある。

「2018年 『増補　頭脳勝負 将棋の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」