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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861370182
感想・レビュー・書評
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相振り飛車シリーズ第2弾には美濃囲いが入りました。相振り飛車 + 美濃囲いは何度も指したことがありますが、しっかり序盤や中盤の検討が行えておらず、本書を通じて参考になった筋がたくさんあります。最近はまた変わってきていますが、相振り飛車には高美濃囲いがかなり有力というのも本書を通じて知りました。ただどうしても3筋の上金は狙われやすいので注意が必要ですね。
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藤井猛といえば、いわずと知れた四間飛車のスペシャリスト。彼考案の藤井氏システムは、一世を風靡し、現在もこの戦法は非常に有力なため、居飛車党の居飛車アナグマをトッププロが採用することは少なくなった。この戦法に対抗するために、居飛車党がやりだしたのが、相振り飛車。お互いに飛車を振るこの戦法は、通常の居飛車、振り飛車とはかなり趣がことなるだけでなく、ほとんど定石がないため、素人が指しこなすにはかなり困難を伴う。が、素人は振り飛車党が多く、相振り飛車の本格的解説書が切望されていた。というのが背景だと思う。藤井猛は、精密、精緻な序盤に定評があるだけに、本書も豊富な内容でなかなか面白かった。
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