OMIAI

著者 :
  • 青幻舎
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本棚登録 : 17
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861520310

感想・レビュー・書評

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  • 自分が色んな女性に扮して写真を撮るというスタイルの新進気鋭の写真家の作品。今回はお見合い写真をモチーフにしています。澤田さんは個性的なお顔、スタイルをされているのですが、それでも化粧、衣装によって結構変わるもんですね。自分も女性として色々と気をつけようと思いました。

  • SawadaTomoko−一度目にしたら魂の奥底まで轟くようなインパクトを与えるその風貌たるや甚だしい。インパクトというものは大きなワンクッションだと思っていた。例えばシマウマ。初めてシマウマを見た人はそりゃもう驚いたと思う。自然界にひそむボーダーライン。横切る縦縞。すごいインパクト。でもそれも見飽きれば「あ、シマウマ」くらいのあいつはあいつ的な感じがでてくる。街で女達はゼブラタ柄を着る。けれども本当のインパクトというか、なんて柔軟なインパクト。彼女の顔・顔・顔・同じ大きな丸い顔が100人の人生を描き出す。自分で勝手に描いて、自分で勝手にほほえむ。写真集なのに、なんだか大作映画を何本も見たような充実感。一人一人のSawadaから感じる切り口は全く違う。前作IDは世界中を風靡した。ラストショット、スキンヘッドのSawadaがいまだに私に問う。11/05

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