着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS

著者 :
制作 : 金谷仁美 
  • 青幻舎
3.89
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本棚登録 : 204
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861521683

感想・レビュー・書評

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  • 買いたかったのだが、無職だからガマンしていた。
    最近図書カード(まだあったことに驚いた)もらったので、買う!

    連載当時から大好き。
    該当ブランドから「イメージが良くない」等の苦情があったとかいうエピソードが大変好きです。

  • 振り切った偏愛には、もはや尊敬の気持ち。

  • 色んなブランドがあるものだなぁ。

    大食いの番組を見て食欲が無くなるみたいに、この本を見ているとブランド物への物欲がスー…っと消えていく。あ、でも50万の鞄で通勤している人が集めているブランドのワイシャツが、洗って干すだけでそのまま着られるというコメントは良かった。質は良いんだな。なんてブランドかは忘れたけど。メンズのものだったから、覚えて無くてもいいんだけど。

    この連載、ブランドからは嫌がられたと前書きで書いていた。著者はその理由をブランドが作り上げた虚構のイメージを守るためと推測している。
    この人の中にはブランド物への軽蔑があるので、写真にもその軽蔑がにじみ出ている。
    ブランド物じゃなくて、取材対象への軽蔑かな。初めの方は、本当に好きで質の良い物を大事に着ている人の、普段の生活の一部をそのまま撮った写真もあった。でもきっと、そういう人の写真だと、覗き趣味的な好奇心を満たせなかったんだろうな。

  • 書籍化されてた…!
    毎月楽しみにしていた連載でした。
    記憶と記事の文章違ったりして、(書籍化にあたり編集されてのかもしれませんが)自分の記憶はあてにならないなと思いました
    偏ってる方がたのしいってまさにこれ

  • 面白そうな本です。
    早く、購入して読まねば。

  • 着倒れ・・・。

    各々の大好きなブランド服靴鞄 等が部屋に溢れ返ってます。
    そんなブランドがざっと85種の85人。


    良く言えばコレクター!
    悪く言えば無駄遣い!!


    部屋の様子とか服の置き方とか見てて ☺☺☻
    うちン家のタンスと似てる~♪とか。


    こんなにも没頭できるモノがあってうらやましいです。

  •  
    突き抜けていている人ばかりの最高にたのしい本

  • 帯文:"そんなに買って、着れるのか!" "取材7年間、登場人物85人!"

    INDEX:Comme des Garcons, Vivienne Westwood, 20471120, Christopher Nemeth, Hermes, Yohji Yamamoto, Final Home, Martin Margiela, Pink House, Jean-Paul Gaultier, Gucci (Shoes), Undercover, Keita Maruyama, Milk Boy, Tocca, Pleats Please, Paul Smith, …etc.

  • 実体験とともに共感できました。
    実生活と伴っていない欲がボワーンと大きくて大きくて。
    また皆さんプライド高そうです。
    そういうものですよね...そういう魔力があります。
    とくに収支が釣り合わない人ほど魔法に掛かりやすい!
    自分が世の中の上に立った気持ちになってしまって。
    いろいろ他人の目で見て反省します。。。。。
    しかも時が経つとダッサいもんですね(自嘲もこめて)
    もう無いブランドも多々。

    服に興味の無い人から見たら、
    暴走族の写真集と同じ見え方をしていそうだなと思いました。

  • うらやましい

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。
1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS’weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス、2021年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。

「2022年 『Museum of Mom’s Art』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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