妖怪萬画 (第1巻 妖怪たちの競演編)

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  • 青幻舎
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861523281

作品紹介・あらすじ

なぜ、怖いはずの妖怪が、かくも愛嬌たっぷりに描かれたのか? 日本美術史の最後の砦、妖怪画のなぞを解く。

その大衆性や、戯画的、あるいは風刺的表現が見られることから、これまで美術史のなかでなかなかテーマとしてとりあげられることがなかった「妖怪画」。ところが、日本では古くから子供から大人までが親しんできた裾野の広い分野であり、自然信仰や各地域の伝承といった日本固有の土着文化や宗教と密接に関わる重要な主題でもある。本企画は、美術史のなかで本流としては語られてこなかった「妖怪画」の系譜をあらためて見直すことで、日本美術の持っているある笑いや遊びといった特徴的な側面を再考の契機となる。

妖怪萬画[第1巻] 妖怪たちの競演編

平安時代から明治初期にかけて描かれた妖怪画(絵巻物)を豊富に掲載し、その大衆性や戯画的表現から、これまで美術史においてはほとんど試みられることのなかった妖怪画の祖型をたどり、その系譜を読み解く。


序文:辻惟雄
収録作品:『百鬼夜行絵巻(松井文庫)』/鳥山石燕『画図百鬼夜行』/吉光『百鬼ノ図』/『化物尽絵巻』/土佐光起『百鬼夜行之図』ほか。

感想・レビュー・書評

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  • 資料というにはちょっと小さいサイズですが名前の通り漫画みたいにパラパラ読むのがよいかと。

  • ブックフェアでであった。
    店員の女は何様だったが本はイイ。

  • 厚みの割に中身がちょっと物足りないのはなぜだ!と欲張りな気持ちになりました。

  • たくさん載ってましたが、やっぱり石燕が好き。

  • 昔の人々の想像力の豊かなこと!
    いろいろな道具(器物)も妖怪(付喪神)になるなんて、キリスト教圏の国々では考えられないことじゃないかなぁ。ビジュアルも楽しいし。
    いろいろな妖怪が登場しますが、「はじっかき(はぢかき)」なんていうのまでいます。これの絵がまた可愛い(^^)

  • 松阪BF

  • 妖怪を眺めてると癒される。今度は鳥獣戯画を眺めてみたい。カラー文庫本は、くつろぎながら眺めるのに丁度いい。しかし醜女は妖怪なのだろうか?

  • 各種妖怪絵巻なんかをまとめてみれる優れもの。
    値段ぐらいの感じは否めない。抄録なことと絵巻が見開きで見えないのが残念。
    でもお手頃なので◯です。

  • 室町~明治期までの妖怪絵巻15本を、多数の図版と共に紹介する本。本書は妖怪絵巻を「百鬼夜行する妖怪」・「物語絵巻の妖怪」・「妖怪図巻の妖怪」の三つのテーマで分類し、それぞれの抄録をフルカラーで掲載している。抄録とはいえ、妖怪絵巻をフルカラーかつ文庫本サイズで見る事が出来、また掲載されている絵巻も『百鬼夜行絵巻(真珠庵蔵)』や『化物づくし絵巻』といったメジャーなものから『百鬼夜行之図』、『大石平六物語絵巻』などマイナーなものまで取り揃えている点は嬉しい。巻頭の日中美術史家による日中妖怪画の比較をテーマとした対談も興味深かった。
    但し本書には幾つかの問題点がある。本書は妖怪絵巻に登場する妖怪たちの名前も掲載しているのだが、その中には元の妖怪絵巻に無い名前(恐らく編者が独自につけたもの)が多数見受けられた。また、巻末に収録してある「妖怪カタログ」では、「ぬらりひょんは妖怪の総大将」などといった近現代の創作設定が妖怪の解説に使われている(参考文献に水木しげる氏の著作があるため、恐らくここから引いたものと思われる)。
    その他、巻頭の対談において挙げられている作品の図がすべて掲載されていない、「全巻」と書いてある絵巻が実は抄録、といった点が不満だった。

  • 妖怪のオンパレードだけど、全然怖くない。極彩色で迫ってくるような力強さを感じた。

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プロフィール

1930年 愛知県岡崎市生まれ。76歳まで教師の夫と子ども二人を育てる専業主婦。夫の死後、79歳で宅建の資格に合格。女性最高齢として話題になる。80歳で和田京子不動産を起業し、不動産業界のタブーに挑戦。「和田さんから物件を購入したい」というファンが多数おり、数多くのメディアでもその生き方を取り上げられている。

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