小林清親 文明開化の光と影

著者 :
  • 青幻舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861524806

作品紹介・あらすじ

「将軍直属の御家人」は「最後の浮世絵師」になった。没後100年小林清親展公式図録。

感想・レビュー・書評

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  • この前スケッチブックの現物を見たけど、神絵師じゃん…え、まじで神絵師…って感想しか出なかった、ただ上手に描けてるってだけじゃない、この、空気や日光の肌触りまで感じられるこの絵はなんだ。せっかく横長のかたちの本なので、もっと作品を大きく載せてくれたら嬉しかった!

  • 没後100年小林清親展の公式図録。
    御家人として幕府に仕え、戊辰戦争を体験した小林清親。
    浮世絵師となりながら、幕末~明治~大正の時代の変遷の中で、
    自らの画業も変遷させ、時代を生きていったか・・・光と影の作品集。
    本の大きさからして、掲載の画像が小さいのは仕方ないけれど、
    浮世絵の版の違い、順序摺りの工程等、随所に工夫が見られます。
    順序摺り35版は、浮世絵師・彫師・摺師の卓越した技法に、
    時代の変遷に抗うような気風を感じました。
    光線画と称される光と影、そして遠近法を多用した浮世絵。
    斜陽となった浮世絵からポンチ絵の風刺や戦争画へ。
    多くの肉筆画、水彩、スケッチ・・・多くの画業を見ることが出来、
    高名な文人たちに称賛されたのも納得できます。

  • 烏兎の庭 第五部 書評 4.17.16
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/kiyo.html

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