SAPEURS - Gentlemen of Bacongo

著者 :
  • 青幻舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861524998

感想・レビュー・書評

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  • 2015年に出てすぐ購入し、2020年にもう一冊買いました。瓦礫の中、ど派手なスーツをビシッと着こなしている写真が好きです。改めて読んで、好きなことを貫き通すのは格好いいと思いました。

  • 彼らは「服装」というものを通じて、
    高貴さ・真摯さ・道徳観・倫理観・エレガンスさを表現している。宗教との関連もあるので、そういったところからの信仰心の出し方の一つ?なのか。

    そして、順序が「内面→外面」であり、内面の表現手段としてフランス的エレガンスなファッションを身にまとっている。これが、先進国ならともかく、アフリカはコンゴでの集団であることが驚きにある。

    服装と背景の対比には目を見張らざるを得ない。
    ゴミ山の中でサプールが立っている姿は、人間の尊厳を表現しているように感じる。だからこそ、式典に高名なサプールを呼ぶことが、格式を高めることにつながるのだろう。

    それにしても、スーツスタイルが映える。色使いが絶妙。

  • SAPEURと呼ばれる人たち、世界一御洒落でエレガントな人たちの写真集の一つです。
    SAPEURとして生きる個人に焦点を当てた一冊。
    全ての人に共通しているのは、奇抜なだけの単純なファッションではないという点です。
    それぞれに個性があり、厳格な倫理があり、紳士としての精神があります。
    彼らの写真や発言を見ていると、その外見は内面から湧き出てきた後天的なものに思えてきました。
    とても素敵です。

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