今を生きる琳派、時代を越えたコラボレーション。京の美の根底を見つめる。
moti0314さんの感想
2023年4月16日
風神雷神のマリオ屏風とか
神坂雪佳 (1866~1942) 京都に生まれ、本名は吉隆。四条派の鈴木瑞彦に師事し、のち岸光景の門に入り図案を学びます。光悦光琳派の画家であり、漆器や染織など工芸作品の原図制作や室内装飾を手掛け、多数の図案集を刊行しました。 雪佳は欧州を歴訪してアールヌーヴォーの形式を取り入れるなどした作風は独自の境地を拓く者として、欧米で熱い賛美を浴びました。また、わが国の近代工芸に曙光を与え、その後の発展に大きく貢献。その作品は今日もなお、とりわけ欧米で高く評価され、「ル・モンド・エルメス」38号の表紙と巻頭12ページを飾っています。雪佳の作品には現代の一流ブランドさえ魅了する斬新な意匠美の世界が、今も変わることなく息づいています。 「2022年 『神坂雪佳 2023年版 カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」