アフリカンプリント 京都で生まれた布物語

  • 青幻舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861527296

感想・レビュー・書評

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  • 京都でアフリカ向けファブリックがつくられていたとは。
    そして、ユニークな柄がかわいい。
    また展示とかあったら行きたいな〜

  • たまたま図書館で入手。
    戦後〜20世紀末まで、京都のプリント工場が色鮮やかなアフリカンプリントを生産し、アフリカの人たちの衣類に使われていた。
    競合相手はオランダのプリント製品。彼らは旧植民地のインドネシアからバティック柄などのデザインソースを得ていた。それをさらに日本人が模倣、展開し、独自のデザインを手彫りローラーなどで表現。

    数年前にフリマで購入した(JETROか何かの駐在さんが放出していた)カンガプリントの布が余りに楽しいプリントで大好きだったので、読んでみたらなんと日本人が制作していたこともあったと知りびっくり。

    丁度更紗プリントの歴史の本を読んだばかりだったので、これまた興味尽きないプリントの歴史の本!とエキサイティングな発見のある本でした。

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著者プロフィール

1955年生まれ。徳川美術館学芸員、京都大学助手を経て、
現在、京都工芸繊維大学教授・同大学美術工芸資料館長。専門は、日本美術史・美術館学。
主な著書等に『近代京都の美術工芸-制作・流通・鑑賞-』(編著、思文閣出版、2019年)など。

「2020年 『近代図案帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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