津波の恐怖: 三陸津波伝承録 (東北大学出版会叢書 9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861630033

作品紹介・あらすじ

三陸津波史が語る津波災害の呪わしい特徴は、一度にたくさんの命が失われる大量死の恐怖であり「引き波の」猛威による、多くの遺体の海の藻屑化という無残であった。数えきれないほどの途方もない命を奪ったインドネシア・スマトラ沖大津波は、不幸、不本意にも最悪のかたちでこの特徴を証明し、裏付ける史上最大の津波になった。「津波は、いわば海の底からヘドロを巻き上げながら海ごと走って来て、家も人も薙ぎ倒し、押し潰し、さらって行く、もの凄い破壊力を秘めた狂濤なのである」(本文より)

感想・レビュー・書評

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    資料ID:50500524

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著者プロフィール

1924年 岩手県の三陸海岸生まれ。大船渡市綾里地区在住。「歴史地震研究会」会員として著作と地震津波防災活動に従事。

「2009年 『太平洋戦争史秘録 隠された大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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