真・女神転生3-NOCTURNE TRPGリプレイ再会~Se (ジャイブTRPGシリーズ)
- ジャイブ (2005年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861761096
感想・レビュー・書評
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女神転生シリーズのTRPGリプレイのうち「トウキョウ受胎」「アマラ深界」を使ったリプレイです。(もしかするとアマラ深界は使ってない?)
内容はボーイミーツガールを主体に、サブに復讐劇を盛り込んだお話し。
メガテンリプレイだとよくある事だけど悪魔プレイヤーの容姿がコロコロ変わるので、挿絵だけ見ると「誰だよこいつ、こんな奴居たっけ?」みたいな事が続出しますw
あと、イラストレーターさんには悪いけど、
魔人(オリジナルの人修羅)のデザインがダサイ!!
です。
こう、ゲームの主人公は神懸かったデザインだったんだな、と痛感しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「真・女神転生」のTRPGは、ソード・ワールドどならんで、わたしにとっては身近なTRPGです。
TRPGをはじめてしたのは、「モンスターメーカーRPG」で、そのままの流れで、「ソード・ワールド」を遊んで、現代物をやりたいなぁということで、「真・女神転生」に進みました。
原作のテレビ・ゲームの方は、「真・女神転生」の「1」と「2」と「if」。それから、「ペルソナ」、「デビルサマー」なんかを遊びました。「ソオルハッカーズ」は、遊んだことないのかな?もしかすると、出だしだけ遊んだのかも。
その後、テレビ・ゲームからは、離れてしまいました。
今でも、1番すきなのは、「1」と「if」です。
ということで、実は「3」の世界観は、全く知らないのです。
で、今回、このリプレイですが……。うーん、今までの「真・女神転生」のリプレイに比べると、わたし的には、イマイチでした。
これは、わたしが、「3」とか、「NOCTUNE」の世界観をよく知らないというのが、多い気がしますが……。
魔神は、カオス・ヒーローみたいなものをイメージしていて問題ない様ですが(でも、合体で強くなるわけではないしなぁ……)、ボルテクス界というのは、よくわからない。
「1」の金剛神界みたいなところかと思ったら、そうでもないみたいです。
そのせいで、なんか思わせぶりれに出てくるコトワリとか、世界を作るといかいうキーワードに思い入れがなくて……。
このあたりは、原作付きのTRPGで、原作をしらないことからくる問題点かもしれません。
わたしにとっては、「真・女神転生」TRPGは、どっちかというと「if」とか、「1」の前半みたいな、現実っぽい世界で楽しむイメージが強いんですよねぇ。
だから、この現実から切り離された感じが、どうしても受け入れづらかったです。
あと、微妙に、キャラクターたちがかみ合っていないとか、戦闘が多くてテレビ・ゲームをそのままTRPGにしたようだとか……。
ちょっと、気になる部分が多かったです。
原作は、いつかまた、遊んでみたいと思うのですが、このままこの世界に突入していくとすると、遊ぶ機会はかなり少なくなるかもしれません。