告白。―ピュアフル・アンソロジー (ピュアフル文庫)

  • ジャイブ (2006年9月1日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861763366

告白。―ピュアフル・アンソロジー (ピュアフル文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 恋愛の告白、真相の告白、きゅんとする告白、せつない告白、ゾッとする告白、淫靡な告白、いろいろ揃ったアンソロジー。

    ・靴を買う/前川麻子
    親友に彼氏を取られた主人公。
    塀の隙間から見えた「職人の足」だけを見て恋に落ちる主人公の母。
    同性愛者の兄。
    それぞれから告白を受けた主人公の悩みと成長の話。

    ・すばらしき日々/安藤由希
    身勝手な彼氏がいて、時々過食嘔吐してしまう主人公。ちょっともっさりした友達の「かっちゃん」のマイペースさや前向きさを見て、変わっていく。

    ・自転車くるくる/本沢みなみ
    「自転車」目線を織り交ぜながら、3組のカップルを綴った話。
    堅物の委員長タイプの子と、ナンパっぽいタイプの男の子。
    ちょっと不良っぽい子と、スポーツで挫折した男の子。
    美少女と、つれない幼なじみの男の子。
    すごく良かった。

    ・マルスのキス/岸虎次郎
    今を生きる女子高生の主人公と、お堅いクラスメイトの女の子。
    ある日お堅いはずのクラスメイトが美術室のマルス像にキスしているのを見てしまう。
    それから二人は関わるようになり、主人公と堅物少女の心は次第に通じ合っていく。
    最後がレズっぽい締め(好き)。

    ・形見の花園の廃園/岩井志麻子
    ダメな両親のもと、荒れた家庭に育った一人の女の生きざまが描かれた話。
    女が生きるのは最後まで廃園の中だった。

    ・木霊(こだま)/芦原すなお
    主人公は壮年に差し掛かった男性医師。彼の心の中には一人の少女が生き続けている。
    折に触れて思い出す少女。彼女と意識の中で邂逅して、彼も息を引き取る。

    ・話を聞いて/若竹七海
    このアンソロで何度か見かけるプラスマイナスゼロの話。
    お嬢様のテンコちゃんに幽霊が取り憑いて大騒ぎ。なんやかんやで恨みをはらした。

  • 岩井志麻子「形見の花園の廃園」

  • ピュアフル文庫のアンソロジーは三冊目だが、幻想的なものやホラー風のもの、少女小説の要素が強く出たものなど、ひときわ広いジャンルの作品が収録されている印象。

  • 「自転車くるくる」の爽快感が好き。
    もどかしさに胸キュン。


  • 「自転車くるくる」はすごく良かった。
    色々な少女の感情や
    言動が描かれていて
    それぞれの少女の違いをはっきり書き表していた。
    「マルスのキス」も始まりが
    読み手を引き込ませると思う。

  • ★…3.5くらい。全体的にキュンキュンしたり、ポッとするものが多かったけれど、岩井志麻子さんと若竹七海さんはちょっとだけ異色で、それはそれで面白かった。。。

  • 「自転車くるくる」っていうのが面白かったです。告白っていっても、恋愛の告白だけじゃないからいい感じ。でも好きな作家さんと好きじゃない作家さんはいると思う・・・。

  •  収録されている若竹七海作品、葉崎市ものなのだとか。 読むのが楽しみ。

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