消えた探偵犬の秘密 (カラフル文庫 く 1-7 帝都〈少年少女〉探偵団ノート)
- ジャイブ (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861764639
感想・レビュー・書評
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“「許せねえ」
「許せないよな」とジロウ。
「うん」とサンタ。
「かわいそうだよ」とスエキチ。
「ひどい……」とアユミちゃん。
「でも、殺されちゃったんだよね」
ぼくがいうと、いつもは冷静なおぼっちゃまくんまで怒りをあらわにした。
「殺されて、当然だよ」
「いや……」
涙香先生だ。
「罪をつぐなわなければならなかったのは、たしかだが、死んでいい人なんていないんだよ」”
クロにまさかこんな秘密があったとは、ね。
“「ちょっとすみません!」
涙香先生の声が聞こえる。
「赤城さん、赤城さん!」
涙香先生は、赤城さんの席の脇の通路に立っていた。赤城さんに声をかけている。
でも赤城さんは身動きしない。
「寝てるのか?」
ヒロシがいった。
涙香先生が、赤城さんの顔をのぞきこんだ。涙香先生の顔が凍りついた。
ぼくたちは、人混みをかきわけていった。
涙香先生の口が開いた。
「死んでる!」”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入日:200?/??/??
読了日:2009/02/13
一連の事件を追う中で、拾ったときからいつまでも子犬のクロの秘密が明らかに!
やっぱりこういう短編の普通の話の方がいいな。
下手にファンタジー要素なんか入れないでさ。 -
クロがいなくなっちゃうのだ。
しかし、いつまでも仔犬とはどういうこと…。
小型犬なのかしら??