Heart Beat

  • ジャイブ
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本棚登録 : 166
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861765780

感想・レビュー・書評

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  • 藤谷治さんの「再会」。
    演奏家を目指して音高や音大に進みながら挫折して違う道を歩んでいる人には、とても切ない痛みを抱えた共感を呼ぶ作品。
    でも、足ツボでものすごく痛い思いをしたあとに、じんわりと癒された感じがする、そんな読後感がよかった!

    他、芦原すなおさんの「アルゴー号の勇者たち」の4人組の、エレキベースまでなければ手作りしてしまうような、傍から見ればあきれてしまうほどの青春のエネルギーのすがすがしさ、
    敬遠していた花村萬月さんの「フランソワ」の、主役のふたりの意外なみずみずしさ、
    が、心に残りました。

  • 再会を目当てに借りたけど、そして、それだけが異質(クラシック!他は全部ロック)だけれど、どれも読んで良かった。仕事は、好きなことか、得意なことを選べって、いい親父だ。

  • 始めたばかりのギター。初めてのライブハウス。友だちの作ったへたくそなバンド。卒業前、最後の文化祭のあと。音楽を通して生まれる恋と友情。ここにおさめられた6つの小説に共通するのは音楽+青春が描かれていること。文章の合間から、記憶にむすびついた音がそっときこえてくる1冊。

  • 様々な作家たちによる音楽系の青春モノアンソロジー。
    藤谷治氏の物語は、船に乗れの文庫に収録されており、すでに読んだことあったやつだった。サトルと伊藤が再会したときの話。これの続編が読みたいのになぁ。
    他の話はと言えば、、特に心に残らないものばかりだった。。

  • 音楽にまつわる青春小説。
    最初の「ピースメーカー」が印象に残った。
    音楽の力は時に人を結びつける架け橋になる。

  • そのとき僕は、自信過剰で感傷的な、チェロ専攻 の高校二年生だった(「再会」)。

    話題作『船に乗れ!』(藤谷治)のスピンオフ短編 「再会」を収録。
    ーAmazonより

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    ビートルズも四人、ベンチャーズも四人。なら、アーゴノーツも四人でなくちゃならない。(「アルゴー号の勇者たち~短い叙事詩~」)。実質的には文化祭の打ち上げっていうより、50ccの解散パーティーになる(「シャンディは、おやすみを言わない」)。エレキギターのフレーズが聞こえてきた。吹奏楽部の新しいレパートリーだ(「peacemaker」)。おれはあんまり気乗りしないまま、生まれて初めてライブハウスってところに行った(「おれがはじめて生んだ、まっさらな音」)。指定されたとおりの場所を押さえて弾くと、ちゃんとブルースに聞こえるではないか(「フランソワ」)。そのとき僕は、自信過剰で感傷的な、チェロ専攻の高校二年生だった(「再会」)。

    【キーワード】
    単行本・アンソロジー・音楽・部活・青春・高校生


    1+++2

  • 船に乗れの番外編「再会」収録の短編集。40代のサトルが、伊藤慧が日本で初めて開くソロリサイタルへ赴き、過去の自分と折り合いをつける様を描いている。

  • 「音楽」と「青春」がテーマのアンソロジー。
    花村萬月さんを読んでみたくて手に取りました。

    6作入っているのだけど、まぁ見事に違うこと。

    読み口は児童書のようなのに、事態が今風でない(いい意味で)のがちぐはくで面白い。

    音楽も、味や匂いと同様、記憶に結びついているんだなぁ。

  • H25/11/1

  • 思っていたのと違ったアンソロジーだったがこれはこれで面白かった。中でも「再会」がお気に入り。小路さん、伊藤さん以外は初めて読む作家さんだったので新鮮だった。

  • 20120929読了

  • 青春音楽小説アンソロジー。だそうです。
    どんな、というか・・・まあそのまんまですね。
    一編一編は短編というかそれにもちょっと短いような。そろそろ盛り上がるかな~・・くらいのところであっさりと終わってしまう。読み終えてものすごい薄味感。

    先日読んだ「船に乗れ」の後日談的な短編が載っているというので読んでみましたが・・まあこれもそんな感じ。
    なんとなく全体的に感銘を受けなかったというかすぐにどんなんだったか忘れてしまいそうというか・・・・

  • 音楽が好きな人には、どれもこれも楽しめます。
    多分、あのフルート奏者の男性は、高校の時、チェロ奏者の男性が好きだったんだと…勝手に解釈しておこう。
    あれ、これは三浦しをんの影響か?(笑/すぐ人のせいにする~

  • 大人のお話もありますが、主に中高生が主役の音楽アンソロジーです。
    やはりそれぞれページ数が限られているので物足りなさも
    ありますがその分サラッと読めます。
    ちょっとした性描写が出てくる作品もあって、なんか苦い気分に
    なったりならなかったり。
    いや、すごく苦い気分になりました。

  • 青春音楽小説アンソロジー。
    以前読んだ『船に乗れ!』のその後が描かれているという事を耳にしたので、それだけの理由で手に取りました。
    ほとんどはじめましての作家さんばかりで、新鮮でした。

    *藤谷治『再会』
    ほうほう、こうなったか!というのが感想。
    私の好きな伊藤くんも、もうおじさんなのですね・・・。
    美しさは健在らしいですがw

    音楽っていいなーと思う1冊。
    私はピアノしか弾けない(しかも下手っぴ)し、あまり音楽に詳しくないけど楽しく読めました。


    2010.011

  • 盛り上がりに欠ける。

  • 青春音楽小説アンソロジー。読む前は、もっと熱血なカンジかと思ってたのだけど、「音楽」というより「青春」な描写の方が印象的で、個人的にはちょっと物足りなさを感じた。
    おそらく、「船に乗れ!」つながりな藤谷治さんの「再会」目当てで手に取る人は結構いるんじゃないかと思うんだけど…自分もそのひとりでして。「船に乗れ!」を全巻読み切る前に「再会」だけ拾い読みしたときは印象に残らなかったのだが、全巻読破してから改めて読むと…なるほどなるほどでした!
    意表ついてよかったのは、花村萬月の「フランソワ」。結構濃いけど、彼が描く青春モノ、いいですね!!好みは分かれるだろうけど、私にとっては「この本読んでよかったわ」と思えるほどツボでした。自分もピアノやってたけど、全音と半音の鍵盤の並びについて、そんなに深く考えたことなかったから目からウロコだったよ〜。「個性ってね、失敗から生まれるの。失敗しないと」のセリフに、痺れた。

  • 「再会」を「船に乗れ」の後日談と知らずに読み始め、途中で気づき作者を確認。これが読めただけでもよかった。

  • アンソロジーの小説は久しぶりだったのですが、
    この本の作品1つ1つが、強く印象に残ってますね。

    音楽小説ということもあり、結構専門的な言葉が出てきましたが、
    音楽に詳しくなく、ましてや楽器の名前さえ危うい私でも、
    さーっと読み切ることが出来ました。

    花村さんが書かれた話が、ずば抜けて「青春」という感じでしたね。
    6つの短編集、面白かったです。

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