少女愛

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861820311

作品紹介・あらすじ

人はなぜ、いたいけな少女を愛してしまうのか。「ロリコン」の歴史的背景を丹念に検証し、幼い女の子に愛を抱いてきた人間たちの心を考察する。"「ロリコン」とは何か"を知るための必読書。

感想・レビュー・書評

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  • 少女愛、ロリコンについて考察しているのかと思いきや、有名人のゴシップまがいの話や少女を監禁した犯罪等ネットで軽く調べたら得られるであろう浅い知識しか得られなかった。
    これ読んで得られたのは『児童性愛者――ペドファイル』という本が面白そうってことくらいか。

  •  これは「少女趣味」という嗜好を知る上で格好のテキストである。
     「ロリコン」の語源であるナボコフの『ロリータ』から始まって、チャップリンやヒトラーの少女趣味、教師が生徒に行うセクハラ、メーガン法、など多方面から「少女趣味」の分析を試みている。
     全体を通して読んでみて理解できたのは、

    一、「少女趣味」と一口に言っても様々なタイプに分類できる。「直接的な性行為を望む者」から「少女のある一部で満足できる者」まで、本当に様々だ

    一、自らの「少女趣味」を自覚している人間はその嗜好を公には隠しており、情欲・性欲処理においては違法・合法を認識できていて一般社会との折り合いを上手につけているため、風俗や自慰行為によって充分に満足できている

    一、自らの「少女趣味」に無知及び無自覚である人間は多方面から情報を摂取することをせず、またはできずに情欲・性欲処理を上手に制御できないでいる。そうして欲求不満が溜まっていき、その「オモイ」が暴走したとき、犯罪行為を行う

     難点は、多方面からの分析を試みてはいるが、どれも中途半端の状態ということだろうが、入門書として読むには面白い。

  • えーって何回か思った

  • 少女愛などについて真面目に考察されているわけではない。片手間に読める本。

  • ロリコン、児童ポルノ、児童性愛、犯罪、萌え、独占、不道徳、無垢神話<Br>
    なんとなく嫌悪されてる人間性。<Br>
    関連すると思われる事件や人物を次々紹介。<Br>
    少女の魅力に翻弄された男達と、当の少女本人、社会の反応がまざまざ。<Br>
    自粛してきたタブーを知る一冊。<Br><Br>
    クオリティは低い。このテに興味のある人だけどうぞ。<Br>
    挿絵や資料写真がね、ツボついてますよ。確かに萌える。

  • 作品社から出ているし、最初はきわものではなく、ロリコンの本質に迫る本かと思ったが、読み進みにつれ怒りに代わった。少女を9歳から14歳までと定義しておきながら、一休の晩年の恋人は30すぎだったり、単に年の差のあるカップルがとりあげられているだけだ。人はなぜ少女を愛するのかというつっこみが全然ない。ヒットラーとかチャップリンにしてもどこからとったのか分からない話を集めているだけだ。戦時下、前線の兵士に配ったという、大根を手に持ち、ふくらみかけた乳房をさらした少女の写真をあげているが、いったい何が言いたいのか。昔はこういう少女には性を感じなかったのかという疑問がおこる。健康優良児に選ばれた女の子の写真が上半身はだかというのも同じことで、昔はなぜ許されたのだろう、今ならとても考えられないことだ。これが少女愛とどう関係があるのかさっぱりわからない。とにかくはちゃめちゃな本である。

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