象徴と芸術の宗教学

制作 : ダイアン アポストロス=カッパドナ  Mircea Eliade  Diane Apostolos‐Cappadona  奥山 倫明 
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861820397

作品紹介・あらすじ

昼の精神(科学的研究)と夜の精神(文学的想像力)を往還し、"聖なるもの"を探求し続けた知の巨人エリアーデ。宗教論、象徴論、宇宙論、芸術論、文学論-その活動の全域を一望する恰好の入門書。

感想・レビュー・書評

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  • オススメ度(1~10):10 読みやすさ:◎ 前知識:宗教に対する偏見のなさが必要 
    人間は本質的に宗教的動物である。世界の創造を模倣する事により自身の世界を意味付けし単なる物質的世界から”生きた”世界へと質的変化を起こす。現代的人間は過去の典礼的宗教現象に対して象徴的価値を見い出さず世俗的世界に隠蔽された宗教的過程を経る事により”世界”の聖別化を行う。現代人の課題は人間の根本的性質である宗教性を理解し、神話の持つ物語性、統一性、超人間性、超歴史性を有効的に活用し現代的世界に新たな意味を見出す事である。
    こんなことを考えさせられる本です。自分が何を拠り所として生きているのかを考える時に参考になると思います。

  • 思索的で示唆に満ちている。様々な文章を寄せ集めたもので、チョコチョコ齧る感じ。だけど、芸術に関する知識とか、現代思想、古代の象徴の知識がない自分にはよくわからなかった。雰囲気は味わえるけれど。

  • 2010年8月19日

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プロフィール

ミルチャ・エリアーデ
1907年、ルーマニア、ブカレストに生まれる。1928年より3年間、インドに滞在し、ヨーガやタントラを学ぶ。帰国後は、ブカレスト大学で形而上学史などを教える一方で、小説『マイトレイ』を発表し、小説家としても高い評価を得る。第二次世界大戦中は、ロンドン、次いでリスボンでルーマニア公使館の文化担当官として勤務した。第二次世界大戦終結後はフランスに亡命。『宗教学概論』や『永遠回帰の神話』を発表することで、宗教学者として活躍した。1957年よりシカゴ大学に招聘され、翌年、宗教学教授に就任。1986年にシカゴで没。

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