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- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861820960
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
人類の行動を規定する最大要因の一つは、オルガスムの追求である。
オルガスムへの欲動は、男女関係の形成から、芸術作品への昇華、さらには権力をも構築してきた。
本書は、日記・回想録・教会の告解記録・ポルノグラフィー・医学文献などの厖大な史料や文献をもとに、16~20世紀の西洋における、性的快楽をめぐる規範やタブーと実態、解放と抑圧を歴史的にたどった、初の“オルガスムの文化史”である。
[ 目次 ]
第1部 オルガスムと西洋の歴史(「肉体」の快楽と呼ばれるものとは?)
第2部 苦痛のなかの快楽―一六~一七世紀(男女のあり方とその身体観;肉体的快楽への権利と厳罰の相克)
第3部 悪徳と美徳の狭間で―一八世紀~一九六〇年(啓蒙思想と性的快楽;ヴィクトリア時代のヴェールの下でブルジョワ文化における性的快楽)
第4部 オルガスム革命―一九六〇年代~現在(性的快楽の解放)
オルガスムと現代社会
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
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