パレスチナ・ナウ―戦争・映画・人間

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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861821059

作品紹介・あらすじ

横たわる死者たち、凄惨な「自爆テロ」、破壊された家屋、廃墟の映像と悲嘆の叫び…。パレスチナを外部の目はどのように捉え、世界に伝えたか。内部の目はどのように自らを見つめ、表象してきたか。映像化された作品を渉猟しつつ現地での長期滞在と人的交流を通して、戦渦に生きる人々の痛切の想いと日常を周密に描くパレスチナ・フィールドワーク。

感想・レビュー・書評

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  • パレスチナ事情を書いた本は数々あるが、映画の紹介を通じて現実がどう描かれているかを知ることができる。まさに映画は、時代と地域、民族の意志などを反映している。

  • まったく日本で公開されていない「パレスチナ映画」を文章だけで想像するのはしんどいが、ユダヤ教とシオニズムとイスラエル建国とを同心円のように捕らえるととんでもない間違いであることを教える講演が初心者としては読み応えあり。

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著者プロフィール

1953年、大阪生まれ。映画と比較文学の研究者、詩人、批評家、エッセイスト。東京大学文学部宗教学科を卒業。同人文系大学院比較文学比較文化科博士課程を中退。長らく明治学院大学教授として映画史の教鞭を執る。主な著書に『貴種と転生・中上健次』(新潮社、1996)、『摩滅の賦』(筑摩書房、2003)、『ハイスクール1968』(新潮社、2004)、『先生とわたし』(同、2007)、『歳月の鉛』(工作舎、2009)、『書物の灰燼に抗して』(同、2011)、『署名はカリガリ』(新潮社、2016)、詩集に『人生の乞食』(書肆山田、2007)、『わが煉獄』(港の人、2014)、翻訳に『パゾリーニ詩集』(みすず書房、2011)がある。

「2018年 『親鸞への接近』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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