ビデの文化史

制作 : 高遠弘美  高遠弘美  加藤雅郁 
  • 作品社 (2007年8月31日発売)
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861821424

ビデの文化史の感想・レビュー・書評

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  • ヨーロッパに行くとときどき見かけるビデ。頭ではその機能を知っているけれど実際にどう使うのかわからない謎アイテムの、主にフランスにおける歴史について書かれた本。ビデと共に、フランス人の清潔に対する考え方の変遷を辿ることができる。

    一番衝撃的だったのは、ある時代には体を洗うことが健康に悪いと考えられていたということ。清潔を保つことは、それが物理的に可能な土地ではだれもが経験的に善とするものと思いこんでいたけれど、違いました。また、きれいにしておくのは「はしたない」とする考え方もあって、当時のキリスト教のしばりは、信仰を持たない者には想像もつかない厳しさ。そして想像もつかない臭いその他の不快感。

    月並みだけれども、常識は変わる、そして毎日の入浴が励行される社会に生まれて運が良かった、と思った。

  • [ 内容 ]
    ベレー帽、フランスパンとともに、「フランス人の三大発明」として、世界の人々が愛用するものがある。
    それが、かの「ビデ」である。
    この偉大なる発明品は、ルイ15世の時代、宮廷の貴婦人の「秘密の身だしなみ」のために、パリの高級家具職人によって初めて製作され、贅を尽くした美術品のように洗練されていく。
    さらに、高級娼館の必需品となり、みだらな風俗の象徴ともなっていく。
    しかし、その名は公然と口に出されることのない秘密の存在であり、それゆえに、好奇とフェティシズムの対象ともなってきた。
    本書は、女性の私室の中に秘められた歴史を、生活・文化・風俗史の資料をもとに、名著『トイレの文化史』の歴史学者が、初めて明らかにしたものである。

    [ 目次 ]
    第1部 宮廷の豪華なる美術品として―十八世紀(なぜそれは「ビデ」と呼ばれるようになったのか?;「ビデ」という器具の誕生;入浴をめぐる秘められた歴史;トイレ・浴室の誕生とビデの普及)
    第2部 高級百貨店のショーウィンドへ―十九世紀(明かされる秘所の秘密―医学の進歩とビデ;快適なる化粧室の普及;ビデを持たずは女性に非ず;みだらな風俗の象徴)
    第3部 贅沢品から必需品へ―二十世紀(大衆は「快適」を求める;戦後社会とビデ;衰退するフレンチ・ビデ;イタリアン・ビデに栄光あれ!)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 半年前に途中まで読んだ

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