野村胡堂伝奇幻想小説集成

著者 :
制作 : 末國善己 
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861822421

作品紹介・あらすじ

「銭形平次」の生みの親・野村胡堂による、入手困難の幻想譚・伝奇小説を一挙集成!「奇談クラブ」短篇17作、伝奇短・中篇12作所収。事件、陰謀、推理、怪奇、妖異、活劇、恋愛…昭和日本を代表するエンタテインメント文芸の精髄。

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説が多かったので、ちょんまげ以降の話が読みたかった気分にはそぐわず残念な感じでした。
    ただ、さらりと読める長さの話ばかりであること、それほどどぎつくないことなどから読後感は良かったです。
    伝奇幻想というタイトルですが、感情・心を感じられる話が多いし文章が平易ですっきりしていることもあり、時折は人情話を読んでいるような気にもなりました。
    同じ奇談でも怪異が際立つ岡本綺堂と比べると、胡堂は奇談といっても人の情に重点があるような印象です。

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