〈学問〉の取扱説明書

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  • 作品社
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本棚登録 : 69
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861822445

作品紹介・あらすじ

哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学などの人文系諸学問について大学院生と学部生の質問に答える形で、わかりやすく、かつエレガントに、学問のツボを押さえ、さらには、学問をする上での勘違い、陥りやすい間違いを、一冊にまとめた画期的入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学と思想、政治学と政治思想、経済学と経済思想、社会学と社会思想、法学と法哲学について、現代の重要トピックとみなされている事柄を解説しながら、そうした学問や思想に過大な期待を抱く若者たちを、学問に対する幻想からめざめさせることをめざした本。

    本書でとくに批判の対象となっているのが、左翼的な現代思想の評論家(というよりそのエピゴーネン)たちです。彼らはしばしば、みずからの政治的な立場のラディカルさを表明することで、アカデミックな意味での知的誠実さを証明できると考えているように思われるけれども、それは誤りだということを、著者の仲正氏は論じています。

    ブログなどを通じて政治的な主張を展開する場合は、本書で指摘されているようなことに留意しておく必要はあるのでしょうが、やはりどうしても、氏の立場があまりにもシニカルなものに感じてしまいます。物事をすっぱり割り切るような分かりやすい解答などないのだということには十分納得できるのですが。

  • 哲学・政治学・経済学・社会学・法学の社会系学問が
    何を問題としてどのような理論が生まれてきたのか
    また現代日本での状況について
    ちょっとサヨク(左翼でなくて)批判に割き過ぎな感も

  • 学校の図書館で借りて読んだけど、挫折してもーた。

  • 09/11/14

  • 仲正的な学問の見取り図。とりあえず大学一年時に読めばよい

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プロフィール

1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。文学や政治、法、歴史などの領域で、アクチュアリティの高い言論活動を展開している。著書に『「不自由」論』『お金に「正しさ」はあるのか』(以上、ちくま新書)、『日本とドイツ 二つの全体主義』(光文社新書)、『集中講義!アメリカの現代思想』(NHKブックス)、『カール・シュミット入門講義』(作品社)、『精神論ぬきの保守主義』(新潮選書)、『今こそアーレントを読み直す』(以上、講談社現代新書)、『いまこそハイエクに学べ』(春秋社)などがある。

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