いかに世界を変革するか――マルクスとマルクス主義の200年

制作 : 水田 洋  伊藤 誠  太田 仁樹  中村 勝己  千葉 伸明 
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  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861825293

感想・レビュー・書評

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  • マルクスとマルクス主義全体の歴史を、マルクスの文献から主義者の文献までの内容へわけいりながら、マルクスとエンゲルスの知的世界を描き出す90代のホブズボウムが書いた大作。
    監訳者の水田洋も90代。

    これは、偉大な本です。

    この本こそ、「マルクスの偉大さ」というタイトルにふさわしい本である。
    カール・マルクスがいかに世界に、とりわけ、ヨーロッパの知的層に激震を与え、伝播したのかを、膨大な史実から跡付ける。
    固有名詞が、多すぎる。
    つまり、それだけ、マルクスが与えた影響を物語る。
    とりわけ、著者が、最も重きを置いているマルクス主義の思想家がアントニオ・グラムシである。

    しかし、残念ながら、日本のマルクス主義については、宇野弘蔵すら触れられない。少し、それには私は不満を抱いたが、西欧マルクス主義の受容史として読めば、その不満は解消できる。

    マルクスに関心のある読者は必読書である。

  • 借りてきた、、

  • 東2法経図・開架 309.3A/H81i//K

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著者プロフィール

エリック・ホブズボーム
イギリスの歴史家。1917年エジプトのアレキサンドリアでユダヤ人の家庭に生まれ、幼年時代をオーストリアのウィーンやドイツのベルリンで過ごした。ドイツでヒトラーが政権を掌握したことにより、1933年に渡英。ケンブリッジ大学で学び、第二次世界大戦後、ロンドン大学バークベック・コレッジで教鞭をとりつつ、社会主義知識人としてさまざまな活動を行った。2012年10月、ロンドンで死去。多数の著作があるが、特に18世紀末以降の歴史を扱った4部作、『市民革命と産業革命 ―― 二重革命の時代』(岩波書店、1968年)、『資本の時代 1848-1875』(みすず書房、1981-82年)、『帝国の時代 1875-1914』(みすず書房、1993、98年)、『20世紀の歴史 ―― 極端な時代』(三省堂、1996年)がよく知られている。これらで提唱した「長い19世紀」(フランス革命から第一次世界大戦まで)、「短い20世紀」(第一次世界大戦から冷戦終結まで)という時代区分や、編著『創られた伝統』(紀伊国屋書店、1992年)での「伝統の創造」論などは、近現代史…

「2015年 『破断の時代 ― 20世紀の文化と社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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