「砂漠の狐」回想録――アフリカ戦線1941~43

制作 : 大木 毅 
  • 作品社 (2017年12月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861826733

「砂漠の狐」回想録――アフリカ戦線1941~43の感想・レビュー・書評

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  • 「Krieg ohne Hass. Afrikanische Memoiren」の翻訳(2017/12/30発行)。

    「砂漠の狐」と呼び恐れられたドイツ第三帝国の元帥エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルとアフリカ軍団の参謀であったフリッツ・バイエルラインによる北アフリカの戦いの回想。

    本書、ロンメルが生前に書き残した北アフリカの戦いについての回想を基に、ルーシー・マリア・ロンメル夫人とバイエルライン将軍で編集・加筆された戦史書です。
    そのため、著者がエルヴィン・ロンメルだけとしているのはおかしい(原書は、von Erwin Rommel (Autor),‎ Lucie-Maria Rommel (Mitwirkende),‎ Fritz Bayerlein (Mitwirkende) と記載されている)のですが、8割くらいはロンメルが書いたモノなので、許容範囲内と云うところでしょうか?...
    内容の方は、それなりに興味深く面白いのですが、イタリア軍司令部やOKWの糾弾が随所に書かれており少々辟易させられます。 ちなみにこのロンメルの主張は今では殆ど否定されているため、本書の価値を低下させているのは残念です。 又、パウル・カレルの著書「砂漠のキツネ」と似通った内容であるため、既にこちらを読了済みだと新味の無い内容なので、やや期待外れの感でした。

    この他にも、翻訳者の誤訳や読みなれない言い回し誤記なども幾つかあり、個人的には少々読みずらい今ひとつの書籍です。 出来ればこの翻訳本、 富岡 吉勝氏とか 高橋 慶史氏など、適切な方の監修を受けてから出版して貰えれば良かったのですが...

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